PBP2007

  2007年8月、
4年に1度フランスで行われるブルベの大会、PBP(Paris-Brest-Paris)へ参加してきました。

■Paris-Brest-Paris
フランスのパリから西海岸の都市ブレストまでを往復、1200km走るサイクリングイベント。制限時間は80時間、84時間、90時間の部があり、参加者は睡眠、休憩などを含めてこの時間内に完走を目指す。4年に1度行われるこの大会に出場するには、開催同年にSRの称号(200km,300km,400km,600kmのブルベを完走)を得る必要がある。

  2004年にロードを買って自転車開始、2005年から妻と国内ブルベに参加。
最初は無理だと思っていたPBP、前回2004年の参加者のレポートを読む度に自分たちも参加したいと感じ始めました。2005年は600kmでDNF。2006,2007年と夫婦揃ってSR獲得でいよいよPBP。

  3年の自転車生活で走力に関してはある程度の自信がついてきています。折角高い飛行機代払ってフランスに行くのだから有名な峠を走りたいと1週間ほど早く現地入りし、グルノーブルという都市を基点に山岳ツーリングを行うことに。

  5日間で走行距離は819km、累積標高は17350mとフランスの雄大なアルプスを存分に楽しめましたが、肝心のPBPはスタート300km強で不注意から一旦停止無視して車にはねられDNF。
外傷は無かったものの頭を打って意識が飛び気味だったため救急車で病院に運ばれ、当時AJ会長だった加藤さんをはじめ、多くの方々に迷惑をかけてしまいました。

  以下、各日記へのリンクです。クリックすると別ページで開きます。
その日最後の日記に一日ごとの走行ルート、標高図を記載しています。PBP本編は事故ですぐ終わってしまうため、メインは開始前のフランスアルプスサイクリングかも。

■出発前
 出発前の準備、荷物など。
・PBP2007 準備

■8/11
 成田からパリ、シャルルドゴール空港へ。パリ市街へバス移動し食事&宿泊。
・PBP2007 いざフランス

■8/12 走行距離:97km, 累積標高:2200m
 TGVでグルノーブルまで移動。近くのスキー場までの峠を走る。
・PBP2007 アルプス拠点へ
・PBP2007 グルノーブル付近のスキー場
・PBP2007 謎の球体を追え

■8/13 走行距離:267km, 累積標高:5700m
 ロータレ峠、ガリビエ峠、テレグラフ峠、モラード峠、クルワ・デ・ファー峠の峠大周回コース。
・PBP2007 トレーラおじさん現る
・PBP2007 スイカごとき丸呑みです
・PBP2007 ガリビエから眺めて
・PBP2007 牛も馬もクライマー

■8/14 走行距離:203km, 累積標高:3800m
 グルノーブル南西、サイクリングフランス本に載っていたコース。
・PBP2007 今日は平地気味で
・PBP2007 断崖のサーカス
・PBP2007 ゴミ顔

■8/15 走行距離:167km, 累積標高:3450m
 ラルプデュエズにアタック。
・PBP2007 Attack!ラルプデュエズ
・PBP2007 山の上のプール
・PBP2007 登りでカードを渡されます

■8/16 走行距離:85km, 累積標高:2200m
 グルノーブル北、山頂の要塞に登った後はTGVでパリへ。
・PBP2007 要塞は雲の中
・PBP2007 パリへ戻る

■8/17 レンタサイクルで市街を10km程度
 この年始まったレンタサイクル「Verib'」に乗ってのパリ観光。
・PBP2007 Verib' de kanko
・PBP2007 Verib' de kanko2

■8/18 走行距離:81km, 累積標高300m
 パリからPBPスタート地点、サンカンタンまで。日本人参加者と合流。
・PBP2007 サンカンタン

■8/19
 PBP前日受付。静かに?闘志を燃やす知り合いの参加者たち。
・PBP2007 恐怖の13チャンネル
・PBP2007 ピンキーズ

■8/20
 スタート当日。
・PBP2007 スタート前食事は混雑

■8/20夜~8/21
 300kmしか走っていないPBP本編。
・PBP2007 スタート。雨。ナメクジ。
・PBP2007 事故

■8/22~8/24
 事故後の処理、PCでの応援、そして皆のゴール。
・PBP2007 皆の助けを借りて
・PBP2007 イギリスチーム
・PBP2007 ミッション「応援」
・PBP2007 ゴール!ゴール!

■8/25
 最終日。まだ走り続けている参加者をバス回収してパリ観光。
・PBP2007 go to UDON
・PBP2007 最後のパリ観光
・PBP2007 さらばフランス

■まとめ
 初めてのPBP、そして海外自転車走行で感じたこと。
・PBP2007 まとめ


■前半部、グルノーブルサイクリングの軌跡

  初めてのPBP、初めての海外サイクリングは(事故のオマケつきで)何ものにも代えがたい経験となりました。この旅行により、この後ますます自転車長距離走行への道へとはまっていき、2011年PBPへと続くこととなります。

  加藤会長、それから日本でブルベの立ち上げ、運営に携わった方々に深く感謝いたします。

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