言い訳:妻と一緒で完走できるかどうかギリギリで、行きは時間をかせいで写真は帰りに撮ればいいやと思ってました。そんなわけで折角カメラ持って走ったのに写真はあまり撮っていないのです。雨の為バッグから出すのが面倒というのもあったし。
トラックに並んでいる間はカッパを着るほどではありませんでした。
22時半、少し強くなってきた雨と共にスタートです。
スタート直後の区間は警察による交通整理が行われているという話は聞いていました。
が暫くなんてものじゃありません。都市部を抜けるまでずっと交差点で車はブロック。公道閉鎖状態です。大興奮。
雨とここまでの振動のせいか尾灯が消えてしまっていたようで、参加者の外国の方に
「切れてるよ、点けないとペナルティーだよ」
と声を掛けられました。何言ってるのか良くわからなくてかなり戸惑ったり。
停車して修理しないと。
暗闇の中、数千台の自転車が疾走してます。かっこいい。
とにかく大勢いるので、コースも何も考えずに着いて行きます。
集団でミスコースしたようで500mほど引き換えし。
スタートして3時間。郊外の寂しい道の中、皆が止まっています。
なんなんでしょう?
自転車の看板があったので自転車屋だと思ってましたが、後から調べたらパン屋?さんみたいです。
参加者に水を配ってくれてます。雨で喉は渇いていませんがコンビニが乱立している日本と違って補給ポイントは限られるため、とってもありがたいです。しかもタダ。
一旦は止んだ雨もスタート100kmあたりから再び激しくなってきました。
雨の夜中にパンク修理してる人がいます。うわー悲惨だと横目で通り過ぎたら埼玉スタッフの山口さん。
141km、モルターニュ-=オー=ペルシュ。
最初のPCまでは224kmで無休憩で走るにはつらい距離。この都市はPCでは無いのですが、食事や休憩ポイントがあると事前に聞いていた場所。
夜中の街はPBP参加者で埋め尽くされているものの、休むところや食事が出来るところなんて見当たりません。日本人参加者に「こっちこっち、こっちで休めるよ」と呼ばれて、
マンションの入り口みたいなところ?
鍵がかかるようになっていたのですが開いていました。不法侵入なのですが「おそらく参加者のために入り口だけ開けておいてくれたに違いない」と超勝手解釈をして、このスペースで着替えさせて貰います。
雨の中出発。うー気が重い。
そういえばPBP参加者は皆行儀よく信号を守るのかと思っていましたが、結構皆無視します。珍しく信号で待ってる人がいると思ったら日本人だった、なんてのがよくありました。
時刻は7時前。夜明けと共に雨も上がりだします。
明るくなってきて目に付いたのは、道に散乱している巨大ナメクジ。
PBP参加者の思い出は「路上の巨大ナメクジとハリネズミ」に尽きると思います。
雨が止んで写真を撮る余裕が出てきました。
地味なアップダウンが続きます。
そろそろ疲労が溜まるころ。フラフラと停車する前走者。
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