2017/05/24

ブルベのすべての書評など

  発売されて1週間が経ちました。ぼちぼちレビューを書いてくれる人も出てきたので転載させて頂きます(許可を頂き、Twitter公式埋め込みではなく抜き出して転載しています)。

  まず多くの方が手にとった直後に言われているのが

・分厚い

  です。これは自分でも感じました。それから文字が小さくて図や写真が無いもよくある第一印象です。

  シロウトの筆者が、一冊の本を書くのに適切な分量がどのくらいかもわからずに書いた結果こうなってしまいました。まあ今となっては「すべて感」が出てよかったかなと思っています。


○ブルベ動画で有名な?ひらまつかんとく

  まだ全部読めていませんが、いやいや文章巧いわ。”そうそう、こうなんだよね”というなんとなく頭の中に漂っている自分の思いや考えを具体的に言葉に落としてくれている感じで読み進めるのが実に愉しいです。
  ブルベに参加する為の参考書としてはもちろん、ブルベなんか絶対出ないぞという人が恐いもの見たさでその魔界の入口を覗いてみるためにも有益?かもしれません。たぶん「絶対出ない」という思いが確固たるものになることでしょう(笑)。それくらいリアル感に溢れていますから。
  だいぶ盛っていそうです、ありがとうございます。しかし元の本より書評のほうが巧いのはなんかちょっと悔しいです。


アベケンさんのtweet

  「ブルベの全て」読了。なんだろう、もちろん装備やコツ、攻略法的な事も書いてあるんだけど、楽しみ方や心構えみたいな部分ですごくワクワクする内容だった。書いてる人がホントに好きなんだなぁってのが伝わってきた。今年は300km走るぞー
  「雰囲気」が書けたかどうかは読み手でなければわからないこと、伝わるかどうか不安だったことを感じていただけたようでなにより。


cherryさんのtweet

  「ブルベのすべて」読了。本として楽しめたし、参考になる情報もたくさん詰まってた。公道を走る故の危険とか、熱中症や体の痛みへの対策など、知識があるだけでも全く違うので、整理して書かれているのはありがたい。色々試して自分に合うものを探すのが楽しみ(^^)
  ボリュームのある本だけど、著者さんはきっともっと色々書きたいことがある中で、良い意味で一般的な内容に仕上げた感じがした。個人的には、ブルベを通して成長していく主人公?が微笑ましくて楽しかったので、物語的なのも読んでみたい。
  途中挿入している小噺(架空日記)もそれなりに好評でよかった。


kumaMacさんのtweet

  リアリティあると思って読んでます。ジワジワ売れると思います。
  ボリュームあるけど面白かった。途中でやめそうになっても新しい刺激が発生する。また読み返したい。本がそのままブルベだね
  すぐ古くなる装備レビューといったものは避けたため、本としての寿命はムック等より長いとは思いますが……。ジワジワ売れてくれるといいです。それから途中の日記は実体験を都合よく繋いでいるので、濃縮果汁還元みたいなものです。グレープよりグレープ味です。


  さてここまでの書評ですが、面白いと言ってくれている方の多くは

・リアル

・楽しい(苦しい?)雰囲気が伝わってくる

・ブルベあるある


  部分を気に入ってくれているようです。私としては「あまり本に載っていないような情報」も盛り込んだつもりなのですが、それよりも雰囲気的な面で評価してくれる人が多いようでした。

  あとは巻末ブルベ用語集のくだらなさ加減が、ランドヌールに受けがいいです。



次は走行時のノウハウなど情報に対する評価。

マロン太さんの読書メーター

  今年からブルベを初めて200・300と完走したところで、当書の存在を知り即読了。ブルベの大先輩である著者の、主観的な一次体験を元にした記述と、一般論的な一歩引いた記述の、バランス感覚がとても良かった。文章も上手いし。一冊丸々をブルベに絞った書籍なんて、類書はまずないはず。ブルベ・ロングライドに片脚を突っ込んでいる人、ないしは両足ズッポリの人も、これは必読の書になる気がする。
書評が上手い……こっちが恥ずかしくなりますわ。


わかば/Wakabaさんのtweet

  鈴木裕和さん「ブルベのすべて」ざっと読み。面白い!分厚くて文字が多いけど堅苦しさはなく読みやすい。ブルベに参加する人に多くのことを考えさせる書き方で、素晴らしい本だと思います。
  著者の考え方は一貫していて、選択肢のあることについて何が正解という押し付けがないんだよね。自分でやってみて、好ましい選択をすればいい。この本は多くの失敗と成功の積み重ねでできている。ブルベ完走マニュアルではない。
書き手の意図を読み取って頂けるのが一番うれしいですね。


YO-TAさんのBlog

  既にブルベを走っている皆様は、「あるある」話の宝庫として。これからブルベをはじめたい、という皆様は、今後踏み入れる世界の雰囲気を知る手がかりとして、とても良い参考書になってくれると思います。とはいえ、私が読んで感じたのは、この本の内容が最も「響く」のは、ブルベ(に限らず、自転車のロングライド)の世界に入ってきて、今、まさに初心者からのステップアップを考えている皆様ではないか、ということでした。
  本書には、著者の鈴木さんが得たノウハウを軸に、色々な皆様が「こうしている」というノウハウが豊富に紹介されています。ここから色々なエッセンスを取捨選択し、自分なりのノウハウを作っていくと、物凄く楽しめると思います。
  Blogより抜粋させていただきました。リンクを辿って全部見てね。


  他には、味覚障害や股ズレなど自分だけが悩んでいると思っていた、周りのランドヌール(ズ)もいろいろな障害に悩みながら走っていることを知って安心した。なんて意見もありました。安心したところで改善するわけではありませんが……。



  ちょっと微妙な?感じのもの

けろさんのtweet

  つらつらと寝る前に1割程度流して読んだ。入門書のフォーマットなんてそうそう変わらないんだろうけど、何故かTRPGの入門書を読んでるみたいな気分に(;´∀`) ここで2d6とか書いてあっても違和感が無い感じw
  語り口もそんな感じで、読者との距離をつかみあぐねているところとかがなんとなくグループSNE風というか富士見書房風というか(;´∀`)
  グループSNEの本はよく読みました。余談ですがクトゥルフの呼び声ルールブック持ってました。
  解説本というよりは、普段のBlogの日記のような感じで口語を混ぜたりしながら書いたのですが、「距離感謎」とか「情報は網羅されているけど微妙にこなれていない」と感じる人も居そうです。この辺りは私の文章力の無さ故かな。


Amazonカスタマーレビュー

  こちらは転載無しで。ネガティブな評価ではないのですが読む人を選ぶ本とあります。当人にとっては難しく「PBPを完走すれば書いてあることがわかるのかも」とのことでした。
  しかしSRとPBP完走者の間には、休暇と金銭的な問題以外の差は、ほとんどありません。ですのでたぶん、著者としては残念ですが、PBPを完走されても評価は変わらないかもしれません。

・必要としている情報が書かれていない

・読み物的な部分に魅力が感じられない(求めていないor私の文章では伝わらない)

  恐らくこの辺りで物足りなさを感じられたのではないでしょうか。こういった感想を抱く方は一定数いるのかと思います。



  最後に

○AJZwift2年連続SRのYoshidaさん

  安全に走るためにはというキーワードが全編に亘って行間から読み取れた。
  走り方はかなり理想論を書いています。参加したての初心者は、余裕を持って安全に走ることは難しいかもしれません。「無茶をしている」ところがブルベの魅力でもあり、そういった面に惹かれて参加する、というのは私はすごくわかります。
  でも脚力がついて、経験を積んで、そうやって慣れていくうちにより安全に走れるようになっていきます。ま、いつまでたっても無茶に取り憑かれている私がエラソーに書けることじゃないんですけどね。



  高評価が多いですが、発売されてまだ1週間ですから、この間に読んで評価を書くような方は気に入ってくれたからでしょう。時間が経てばネガティブな評価も散見するようになるはず。再起不能なダメージを受けるもので無い限り、そういったものも(言い訳付きで)いつか紹介します。

  本書を読んで下さった皆さまありがとうございました。ここで挙げた方以外のいろいろな評価も一喜一憂しながら読んでいます。
  しかし皆さん上手いですね……。ブルベの楽しみ方が人それぞれなように、同じ「ブルベの本」を書いたとしても、人によってそれは全く異なるものになります。自分の言葉で説明するより、こうやって人の評価を並べたほうが著者が何を書きたかったのかが伝えられそうです。