2021/07/01

2018RAAM_24:降ったり止んだりインディアナ

 ホテルには4時間滞在した。睡眠は3時間程だろうか、頭はスッキリしたが首の状態は変わらない。
 激しかった雨は寝ている間にほぼ上がり、リスタートは小雨の中。
あーまだ降ってるのかよ

雨はすぐに止んだ

 ホテルを出て少し走ると雨は止んだ。中盤はうまく雨を避けられていたけど、流石にそんな幸運が5000kmも続くわけはなく、後半に入ってからは降ったり止んだりの繰り返し。
 どうせどんな状況であっても走ることには変わりない。ただ淡々とペダルを回すのみで、もはや雨が嫌いだとか、そういう感情は湧いてこない。あ、落雷が激しいとクルーに走行を停止させられる為、時間がない今の状況ではそれが厄介か。
細い道が続く

 幹線道路を走ることが多かったイリノイ州の前区間と比べ、この区間は細い道が多くなる。ここまで日本で私が走ってる地域の状況をツイートしてきてくれたストーカーのたけさんは「ビーフライン(埼玉ブルベでよく使われたアップダウンのある広域農道)」と表現していた。
 110kmで1297mの獲得標高はここまでの基準とさして変わらなくとも、時折出てくる急坂はそれなりの出力でないと前に進まない。多少オナカの出た体型の人が混ざっていたRAW参加者と比べ、RAAM参加者が全員絞れていた理由がよく分かった。首も痛むためダンシングして一気に駆け抜ける。
くーまた降ってきた…

 そうだ、嫌いだった雨をなんとも思わなくなったと書いたけど、嫌だったことが一つある。
 ロードシューズ履きっぱなしな足の指はパンパンになっている。雨でフやけて痛みが増すのが…って首に比べたら殆ど感じてなかったんだっけ。
指でかっ

 この辺りからはもう、走っている時の記憶があまり無い。前半よりも細い道や急坂が増え、クルーの動きが手慣れた感じになってきたことは覚えている。
 荒堀さんや山名さんなど補給要員(≠ドライバー)がトランシーバーでサポートカー間の連携をとり、通行止めなどの迂回路も小気味良く誘導してくれる。
 自転車の後ろをブロックして後続の車から守るフォロービークルの動きも、序盤と比べるとかなり安定してきた。
晴れてる間はU字マクラに戻したり

ま、何をどうやっても痛むんだよね

 夕暮れとともに強く振り出す雨。車の中で2時間ほど仮眠し、土砂降りでの走行は避けるも雨は止まず諦めて出発。
 TS40、Greensburg。バックトゥザフューチャーに出てくるような時計台のある町を深夜0時に通過。
雨に光る街灯が綺麗だった

夜は基本ずっと真っ暗だし

 オハイオはアメリカ在住クルー根本さんの居住地。奥さんが手作りの料理を作って応援にきてくれていたようだが、予定よりかなり遅れている私は残念ながら会えなかった。
 クルーに渡されていたオニギリと生八つ橋を車内で食べる。
ウメえ、やっぱコメだよコメ

 夜が明けてオハイオへ。
おはいお~と日本から応援メッセージ

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