2007年8月13日月曜日

PBP2007 牛も馬もクライマー

 町を抜けるとCol du Telegraphe(テレグラフ峠)。標高1566m。
こちらからの登りは200m程なので、あっという間に通り過ぎてしまいました。


 写真は峠のピークを少し越えたところから。


 峠の下り。道幅のわりには斜度はかなりのもの。
漕がなくても70km/hくらい出ます。


 標高500m近くまで下り幹線道路に出ました。凄い山だ。


 こっちも。木が無い岩山って日本じゃあまり見ませんよね。
Saint-Jean-de-Maurienne(サン・ジャン・ド・モリアンヌ)の町から南下して峠に入ります。

 ここでミスコース。
行き止まりの工事現場みたいなところに入っちゃいました。
ホテルに戻るには南に向かうはずなので迂回して南へいける道を探して、と。


 あったあった。
この峠は道幅も広くなくて木も茂ってます。日本の峠みたい。
木々の先にうっすらと日本ぽくない岩山が見えますが。


 岩がドクロっぽくない?
悪の秘密結社基地ですね。


 GPSに登録してるルートは右へ曲がってるのに、 走ってる道は左へ左へと曲がってるんだよね。
この崖の向こう側が本来の道ではなかろうか、また間違えてる??
GPSって言っても地図無しでライン引いてあるだけだから曲がり角を一本間違えただけで大変なことになります。

 しかしまあ右の山を越えるか左の山を越えるかってだけで、最終的には同じ場所に出るはず。南に向かってる限りは問題なし。
もうそう言い聞かせるしかありません。だって500m以上登ってしまってるんですもの。
(引き返すの嫌いだし。前進あるのみ)

 更に進むと道はぐるっと曲がって進行方向は北へ。
もしかしたらさっき走ってた幹線道路へ戻っちゃうんじゃない?
時刻は17時過ぎ。不安な心のように空はドス黒くなり始め、

 雨です。しかもあっというまに土砂降りで地面は川状態。
山の雨っぽくてすぐ上がりそうだけど、この豪雨を走るのはちょっと厳しい。

 そんな時にちょうど小さな町、Albiez-le-Vieux(アルビエ=ル=ヴュー)に突入。
雑貨屋で雨宿りして、お、地図が売ってるぞ。購入してルート確認。
次の交差点を右折すれば予定通りに南側に抜けれるようです。一安心。


 雨は小降りになってきました。雑貨屋での気まずい時間つぶしを終えて出発。
右折しないと道は北へ向かってしまいます。曲がり角を右折、曲がり角を右折、
でその先は最大20%を越える激坂でした。キツい。
さらに先は・・・


 ダートかよ!

 うーん道を間違えたんだろうか?
それともこの非舗装路を越えないと南には抜けられないんだろか?

 戻るか行くか悩んでいると左のほうから車の音が聞こえてきます。
どうやらこの道に平行して車道が走っている模様。 上のほうで合流しているはず。はず。


 悩んでる時間が惜しいのでGOです。 暗くなっちゃいます。


 雨は上がり、雲の間から晴れ間が覗いてきました。


 そして心も。やった、舗装路だ。


 Col du Mollard(モラード峠)の標識。
道を間違えなければ登るはずのなかった峠です。


 ヒャッハー。クライマー嬉しくて木に登っちゃいますよ。



 スプリンターも。


 ここからは軽い峠が1つだけであとは下り基調。道を間違えないようにしないと。
GPSに引いた線はルートを外れた今役に立たないから地図が頼り。


 日は出たものの路面はまだ濡れています。
道幅もあまりないし気をつけて下ろう。


 馬だー。


 そして牛クライマー。


 馬も負けじと登ります。


 Saint-Sorlin-d'Arves(サン・ソルラン・ダルヴ)の町並み。
一旦1200mに下ってからゆるやかに上昇して標高は1400m超。
斜度がだんだん激しくなっているような・・・


 あれ?下り基調じゃないのか?
このまま何mまで登るのかしら。1700mくらいまでは登りそうな気配。


 登っても登っても頂上は見えず。 通り過ぎた町並みもこんなに小さく。


 辺りは一気に暗くなってきます。日の入りは21時過ぎだっけな(サマータイムの為遅い)。
町には明かりが目立ち始めました。 頂上は?頂上はまだなの?


 途中の池。もう1900mなのにまだ登りが続く・・・
写真は増感してますが、実際はギリギリ見えるくらいの明るさです。


 看板がありました。頂上に着いた!時刻は21時5分。
Col de la Croix de Far(クルワ・デ・ファー峠)。 聞いたことある峠でした。

 フランス来てこんな夜中に2000m超の峠の上なんて思ってもなかったよ。
そういえばモラード峠前からもうサイクリストには会ってません。
フランス人といえど日が暮れてから峠に登るヤツはそうは居ないみたいです。
 今はまだ寒くはないものの、日が暮れた後の山は一気に温度が下がるはず。
サドルバッグに防寒具を着てる時間が惜しく、ウインドブレーカーのみで一気に下ります。
ここからホテルまではまだ70km。心細すぎ。

 フランス、治安は大丈夫なのかな。
危ない人に会ったらグルメ気取りで食われるのではなかろうか。
そんな恐怖を感じながらの山道。


 池の向こうに町が。ずっと真っ暗な為、明かりが見えると安心します。
残り40kmの幹線道路に辿り着いた時は本当にホッとしました。

 ホテル手前10kmからはまた雨。
雨の中歩道をダラダラ走り、24:00、ホテル到着。


 本日の走行ログ。
この後知ったのですが本来走る予定だったルート、雨宿りポイント手前で一つ先の交差点を左折したD926はこの日工事中で通行止めだったようです。結果オーライ。


 ガリビエの後は下り基調だと思ってたのに・・・
1日の獲得標高が5000mを越えるとグっと疲れます。
風呂にも入らずベッドの上でそのまま寝てしまいました。


■8/13の走行データ
 走行距離:267km
 累積標高:5700m

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