週末はオダックス埼玉の忘年会でした。
埼玉の忘年会というのは毎年、山の中を走らされて、たらふく飲んで、次の日も走って帰るという非健康的なイベントなのです。
今回はタンデムで参加します。
来月に妻とタンデム2人乗り走行可能な兵庫県に走りに行こうという計画があって、我が家の安タンデムは分割できないので輪行も不可、私が兵庫まで走っていって現地で妻と合流することになっています。
一人でタンデムを運搬するのが今後の鈴木家タンデムライフの基本となるため、走って慣れておかねばなりません。
一眼は後ろのハンドルに逆向きにつけたオルトリーブのフロントバッグにしまいます。
今回のハンドルマウントはDP1。これなら強度的に何の問題もありませんでした。ただこのDP1という超もっさりカメラはツーリングに全く向いていないという問題はありましたが。
(台詞が)寒い寒いコンビのさとうフグ隊長は、こんな日にまでフグジャケット装備です。
片品の山の中で日が暮れたら寒いでしょうけど、そこまでは暑いのよね。この季節に山に向かうのは服装が厄介です。
各自サインして勝手にスタート。
ブルベと違って皆なかなか出発しません。
タンデムの重量は20kgで荷物が5kg、あわせて25kg。
25kgならロード(ピスト)に荷物積んで走ったことがあるので、重いとかリアが遅れて反応してよれる感じがするとかは経験済みなのですが、ソロタンデムならではの走行感として、ハンドルがやたらクイックに感じるというのがありました。
これはロードと比べて相当に前加重となっている為だと思います。手放しで走るのがつらいです。あとはホイールベースが長いせいか、低速で急角度にハンドルを切ったときの挙動も異なります。何人かに聞かれた内輪差はさほど気になりませんでした。
そんなタンデムでスタートから50km、家から100kmくらいまでは楽しく走れましたが、すぐに飽きてきます。
同じく堪え性の無いフグ隊長は関東平野にたいして怒りをぶつけ始めました。こんなコピペのような平坦MAPはユーザーに叩かれると。
ま、さほど面白くないゲームを無理やり楽しむのは慣れているのでくだらない遊びとか考えながら退屈な関東平野をクリアです。
平地は暑くても山にはいると涼しいですね。
さとうさん、mezatakuさんと超ダラダラ走ります。
DP1をハンドルにマウントしたまま撮った写真。電源を入れてから撮影可能になるまでの時間が長く、画面も見ずにボタン押しているだけなので実際は撮れていなかったのが殆どだったり。
16時頃からだんだんと暗くなってきます。
標高1100mの山頂トンネル通過は17時過ぎ。気温は0℃で下りは路面凍結しています。
後ろから追いついてきたいつもは下り爆走なたけさんが慎重に下る(しかも寒がっている)という珍しい光景を見ながらのダウンヒルで民宿へ。
風呂で温まった後は夕食です。
その後は2次会。
酔っ払ってベロベロってる間に誰かが私のカメラで謎のプレイをしていたようで、上のような奇妙な画像がカメラ内に残っています。
・会長はブルベの商業イベント化を危惧している
・コウタローさんに「仕事してないならこんなキツイなら仕事したほうがマシだと思えるほど乗ってみたら」と言われる
・会長からは「速く走る必要なんて全然無いんだけど、速く走りたいと思ってるんだったらもっと頑張んなきゃダメ」みたいなことを言われる
・とりあえずコウタローさんと大塚さんをフレッシュの「チーム爆発力」に誘ってみる
など楽しく夜は更けていきました。
翌日は飲みすぎて痛む喉を堪えながらゴハンを詰め込み
恒例の写真撮影。前にタンデム置かれてかなり恥ずかしいんですけど。
そして「みのりプレゼンツ」として何故か去年から開催されたヒルクライムへと向かいます。
荷物を預けて軽量化されたタンデム、去年のみのさんのタイムなどから、61分くらいかなーと思ってたのに72分もかかりました。真面目に走ったのにガッカリです。ちゃんと練習しないと。
疲れて休憩しながらで、スタート地点に戻ったのは17時半。スタッフの方々をかなり待たせちゃったようでごめんなさい。
まだ家まで45kmあります。タンデムは車載も輪行もできないので途中リタイアという逃げ道が無い!すばらしい!
預けていた荷物を受け取って装着したところ、この日朝から感じていたハンドルのクイック感は減少しました。ソロタンデムプレイではバラスト装着は必須なようです。
※発足が決まった日本ソロタンデムクラブのテストに出ます。
地図(と下の標高図)は豊水橋からのアタック忘年会区間です。
この時期に1000m超の峠は寒いです。忘年会は8月くらいにやってくれと去年申し立てしましたが却下されました。
■11/26,27 オダックス埼玉忘年会
走行距離 368km
累積標高 4045m
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