2012年5月29日火曜日

BRM526静岡600km_2 帰りのモチベーション

○5/27
  高山のホテルα-1。目覚ましで3時に起床。
寝たのは21時ごろだったから睡眠時間は6時間ほど。まだちょっと眠いけど、これだけ寝れれば大丈夫かな。

  既にPC5のクローズタイムを過ぎており、急いで準備。
うー、やっぱり後輪の空気抜けてるっぽい。修理するか、とホテルの部屋で自転車を逆さまにして後輪取り外し。
  まずは空気入れに詰まった折れたバルブ先端、六角レンチで内側からグリグリ回しながら引っ張って取り除く。普段時間があるときはパンクはパッチで直す時が多いのだけれど、スローパンクは場所の特定が面倒だからチューブを新しいやつに変えよう。

  この新品のスペアチューブ、ツール缶の中でダメージを受けていたのか穴か開いていて空気が入らない。パッチで修理してタイヤをとりつけ、バルブエクステンダーもつけて空気を入れようとすると、やっぱり入らない。なんで?
  どうやらスペアチューブの先端がバルブコアの外れるタイプで、これとバルブエクステンダーのネジ部の形状がぴったりあわずに隙間ができて空気が漏れるっぽい。なんて使えないスペアチューブ。

  このBMCはまだ今年実走3回目、装備などは他の自転車の使い回しでこなれてないからこういう事が起きるんだな。完全に装備ミス。
  時刻は3時50分。デッドラインと考えていた4時まで時間がない。コンビニに行けば修理に使える何かが調達できるかもしれないけど、今は手持ちのもので。
  古いスローパンクしてるチューブを水をためた洗面台につけてパンク箇所を特定。水のあるところでよかった。パッチで塞いで修理完了。パンク修理パッチは2つしか入っておらず、これですべてのパッチを使い果たしちゃった。次パンクしたらアウトだけど、その時はコンビニで考えよう。

□高山ホテル出発 4:09

  4時を過ぎ辺りは明るくなりはじめてきていて、まわりがしっかり見えて走りやすい。
これから先は気温が上がりそうだが、まだ明け方で寒いかなと冬用のウインドブレークジャージで。最初の峠、宮峠の下りでは気温は5℃。冬用装備持ってきていてよかった。

  冬用ジャージに加え、ホテルでしっかり汗を流して着替えた後のため明け方5℃の峠の下りも寒くない。しばらく走ると下呂までの間に参加者が2人。前のPCを2:40に出ていたらこんなに遅くなることはないだろうから、この人たちもどこかで睡眠をとったのだろうか。

  この区間はスタートの標高590mに対し、ゴールが338mと下り基調。下呂までの下りは細い道で、ここは夜中だったら速度が稼ぎづらかったかもしれない。無料の立ち寄り湯があるらしいが、入っている時間は無いかなと通過。標高差350m弱の舞台峠を超えてPC5へ。

□PC5到着 7:54
区間距離 102.4km
所要時間 3:45
区間平均速度 27.3km/h
ここまでの速度(グロスタイム) 15.9km/h

  ホテル出発時には貯金がマイナス1時間半、タイムアウトの危険もとかなり焦ってたのだけれど、次のPCについてみればプラス1時間半。下り基調で100kmもあれば3時間は稼げるのか。パンクの焦りも忘れて、もう少し寝ててもよかったかなーなんて余裕も。

  このPCには河内さんや川合さんなど、知った顔が数名いた。ここまでの区間で6人に会っているし、このPCに8人ほど。
  600kmのブルベで夜が明けた次のPCのクローズ1時間前というと、少しの仮眠で走り続けている人、しっかり寝た人など、結構な人数が集まることとなる。参加者は40名ちょっとなのでここより後ろに1/3以上がいることに。

  川合さんはPC4でマコ母から、私がα-1に泊まったこと、当日プランで安くなることを聞いてホテルで寝たようだ。朝twitterで確認したら3時には出発していたため、会うのはもっと先だと思っていたら下呂のあたりで眠くなって仮眠をとっていたらしい。河内さんはいあかわらずのマイペースでうどんを2つ食べていた。それだけ食べれれば元気そうね。

  昨日は4つのPC全てで誰にも会わない寂しい展開だったため、このPCではダベりながら稲荷寿司やデザートなど、少し人間っぽいものを食べる。半袖に着替え、少し前に出た川合さんを追いかけて出発。

□PC5出発 8:22

  話していたこともあって30分近い休憩となった。河内さんなどは到着前からいて、出発時にもまだ出ていないからもっと長い。
  私も普段の(200kmや300kmで速く走る気のない)ブルベは30分以上の休憩が殆どだ。ただ、30分程度の休憩じゃ脚や疲労が回復するわけではないし、温まっていた脚がまた最初からやり直しになってしまって、休憩という意味では5分で補給だけってのと変わらないと思う。

  PC5を出発すると道の脇で止まっているカマノさんの姿があった。
一旦通り過ぎりるがトラブルかもしれないと思って停車。服を着替えていただけの模様。彼の様子もtwitterで追っていて、苦しそうなことを書いてはいるがなんだかんだ言って走っている。この時間にこの場所なら完走は大丈夫そう。あとは眠気が抑えられるか、だけど。

  昨日は速く走ったらそれだけ睡眠時間が確保できる、それが楽しみで最後まで集中できた。しかし今日は別に頑張る必要は無いわけで、気を抜くとタレそうになってしまう。それでは宿泊費を使って2日に分けた意味がない。今日もしっかり走るために泊まって回復したのに、ダラダラ走ってたら何のための宿泊だったかわからないと奮起。とりあえずターゲットを目指す。

  登りで何人かの参加者を抜くが、川合さんの姿は見えない。なかなか追いつくのは難しいかなと、十数km走り、200m強の登りもピークが見え始めた頃にようやく捉えた。

  追いつきながら「若者、前を引けー」と言うと、すごい勢いで加速してくれる。「凄い凄い、登りでも30km/hを下回る気配が見えないぞ」
「無茶言うなやー」の後に「あかん、あかん」と失速。「今回はブルベ的な走りをしようと思ってたのに、追いつかれたらこうなると思ってた」
「ブルベ的な走りって何よ?」「こう、もっと淡々と」

  というわけでチームα-1が結成。ここからは私が淡々と前を引く。
淡々と、といっても登りでは240Wくらい出ていて、これでしっかり後ろについてきてくれるから楽しい。この時間に走っている参加者はあまり寝ていない人が殆どで、平地はともかくとして登りでは脚があわない。

  誰かをひいているとタレずにすむ。それに私のクセというか走り方で緩やかな下りや速度が乗ってる時は脚を止めてしまうのが防げる。後ろの人を考えると下りでも脚を止めるわけにはいかない為いい練習になるのだ。(ローラーが苦手なのもこの辺り、持続して踏み続けられない所にあるように思う)

  そんなふうに人をダシにしながらPC6へ。今日は強い南風、向かい風で全然進まない。
昨日は西風、あるいは北風ではなかったか。逆だったら相当楽だったのに、なんで今日はこんなにも南風なんだ。

□PC6到着 10:43
区間距離 66.7km
所要時間 2:21
区間平均速度 28.4km/h
ここまでの速度(グロスタイム) 16.7km/h

  標高は70m。貯めていた位置エネルギーは全て使い果たしてしまった。折角の下り基調も向かい風で、そんなに時間は稼げなかったようだ。

  このPCではブルベに興味があるという若者に声をかけられる。とても若く見えて18歳くらい?と川合さんが聞くと28歳。今度グランフォンドなんたらに出るそうだ。28歳か、私が自転車に乗り始めた頃かな。確か速くなりたかったはずなのに、10年近くたった今でもたいして変わっていない。経験は積んで、何が楽しいか、何をやりたいのかは少しずつ見えてきた気もするが、これからいろいろやれる若者を羨ましく思う。
って私も他の参加者に比べれば十分若いか。まだまだこれから。

□PC6出発 11:12

  アイスを食べてゆっくりして川合待ち。
折角手に入れた優秀な人材を失うわけにはいかないと(はた迷惑な話ではあるが)一緒に出発する。

  PC6まで頑張って漕いだ後に30分という中途半端な休憩をしてしまったせいで、脚が動かない。またアップからやり直しな感じ。ここから先には1000m近い登りが待ち構えているはずだ。徐々に回復させて、と回していると道路は凄い渋滞。
  片側通行の工事、あるいはショッピングモールでもあるのかなと思ったら、どうやら自然渋滞らしい。渋滞区間は5kmほどにも及び、その間はダラダラ進むのみ。最後の峠に差し掛かるころには渋滞は解消されていたが、脚はまったく温まっていなかった。

  最後の峠くらい集中して走りたかったのにどうにも脚が回らない。
さっきの区間の登りは240W程度、今は200Wがやっとの状態。気温も高く、直射日光を浴びてフラフラする。熱中症にでもなりそうだ。

  明らかにペースダウンしているので、この速度じゃ後ろの川合さんも物足りないだろうと「もう速度出ないから先に行っていいよ」と振り向くと既にいなくなっていた。バイクが高速で追い抜いた時にあれについて先に行ってしまったのかもしれない。チームα-1崩壊。

  ここからは一人で淡々と。登りもピークに近づき、木陰で直射日光が遮られるようになると出力も戻ってきた。
  それに練習をしているのか揃いのチームジャージのロード乗りが何人か登っていて、ブルベサイクリストとして負けるわけにはいかん、と勝手にライバル視して追い抜いていったら元気が出た。単純なので競っていたほうがやる気になるらしい。

  1000m超と思っていた峠ピークは700mほど、身構えていたのがやや拍子抜けしながら次のPCへ。

□PC7到着 13:42
区間距離 62.9km
所要時間 2:30
区間平均速度 25.2km/h
ここまでの速度(グロスタイム) 17.1km/h

  PC7にも何人かの参加者がいた。
川合さんを待とうかなとも考えるが、そこそこやる気になってきたので単独走でもタれずに走れるだろう。PC5出発時に言っていた16:30到着を目標に頑張る。

□PC7出発 13:53

  もう峠もない。あとゴールまで61km、パレードランのような気分だ。(って私にとっては峠があったほうが飽きなくていい)
が、強い向かい風峠でなかなか速度は出ない。200wちょっとで淡々とゴールまで走る。

  残り20km強になったところで、後ろに人の気配が。参加者がついているのかな。

  ブルベで他人と話す話さないなんて個人の自由だし、前を引き続けることに関しては別に何も感じないんだけど(空力的に後ろに人がついていると前もほんの少し有利になるしね)、後ろに人がいるかで路面状態の手信号や、信号での急停止など走りも若干かわるため、一声かけてくれればいいのにと思う。別にこんにちはとか、あとちょっとですねとか、ほんと他愛もない言葉で後ろについていく気なのを知らせてくれると有難いのだが。まあ音で後ろにいるのはわかるから別にいっか。

  信号待ちで何か話そうと振り返ると反射ベストを着ていない。どうやら参加者ではないロード乗りのようだ。そのうちいなくなるだろうと話もせずに淡々と走る。ここから先は市街地通過で、練習として走りやすいコースではないはずなのに、何故か後ろにいるロード乗り。なんでだ?なにか気に障ることでもしてついてきてるのか?それとも鈴木家ファン?

  流石に変だなと思って聞いてみるとブルベ参加者。反射タスキをジャージの後ろに固定しているスタイルだったため、前からだとわからなかったようだ。ビックリした。練習として走ってるならいくら向かい風とはいえ、疲れてダラダラのおっさんの後ろについて走る意味なんて全くないし、道も同じだし、どういうわけだろうと怖くなってきてたところだった。

  最後は形だけスプリントしてゴール。あー今回も集中して走れてよかった。

□ゴール 16:22
区間距離 61.1km
所要時間 2:29
区間平均速度 24.6km/h
ここまでの速度(グロスタイム) 17.5km/h

  iBikeでの出力表示は(特に向かい風や追い風区間で)正確では無いのだけれど、全体の平均で見たらそこそこ正しい値になっているはず。

□1日目
平均出力: 153W
NormalizedPower: 175W
平均速度(メーター読み): 26.0km/h

□2日目
平均出力: 143W
NormalizedPower: 167W
平均速度(メーター読み): 27.0km/h

  うーん?最近ブルベを頑張って走ることなかったから、この値がどの程度なのかさっぱりわからん。
私の傾向としてロングライドでは(本文で書いたように脚を止めることが多いので)IFはホビーレーサーの皆と比べると低めなんだが、もうちょっと出てもいい気がする。

  今回のコースを24時間で走ろうと思ったら、夜間走行での速度低下を考えるとしっかり休憩した2日目と同じだけのパフォーマンスを300km走った後に連続して出さねばならないわけで、まだちょっと無理だなあ。
  この週はトレーニング3週目の最後で疲れも溜まっていたため、これで休養明けたらもう少し伸びてるはずと思いたい。

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