GWはオダックス埼玉主催の東北1700kmブルベに参加してきました。
これは4/29からの1週間で、600,200,200,300,400の5本のBRMを走るというもので、各BRMはスタート、ゴールが別地点な一方向ブルベ、全行程をあわせて東北まで行って戻ってくるコースとなっています。
自宅からスタートまで、各BRM後のホテルへの移動などで走行距離は1919km。
累積標高は15386mと少なめ。
今回のブルベは連戦ということで、コース設定はかなり楽に作られていたと思います。
数少ない過去の経験によると、こういったロングサイクリングの連続では2000kmあたりで疲労の蓄積が感じられだすため、今回の1700はそう無理をせずに乗り切れるかなと半ば舐めていたのですが、想像よりもずっと苦しいサイクリングとなりました。
最大の敗因は前日にクランク長とハンドルとペダルを換えたことで、ローラーでのポジション調整だけではバッチリフィットするところまで持っていけずに、初日にアチコチに痛みが出てしまったことかと思われます。
■痛めた部分
・両大腿:600kmの最初に高出力で漕いでしまい、脱水したこともあって攣りまくる。回復に2日ほどかかった。
・右膝裏側:サドル高があっておらず300kmほどで痛み発生。ポジションを調整して悪化は避けられたがずっと痛いまま。
・アキレス腱:300km地点で痛くなり始める。600の後の200を2本でやや回復。後半の300,400はまた痛む。
・左膝:アキレス腱の痛みを避けるために重いギアをヘンなダンシングで登坂。これにより最後3日は膝痛発生。最終的にはこの膝が一番痛くてロキソニンを飲んで走っていた。
・手のひら:このくらいの距離で痛くなるとは思えなかったのに帰宅後痺れを感じる。ポジション変更が問題だったか。
・オシリ:これも全く問題無いと考えていた部分だったが1200kmくらいから痛くなる。
序盤にいきなり足を痛めてしまったせいで、最終的にはアチコチに響いてしまいました。
膝痛はアキレス腱炎が発生した時から覚悟していて、ただ膝は痛くてもなんとか走れるし数日休めば回復するのであまり気にせず。酷くなると数ヶ月単位で自転車に乗れなくなってしまうアキレス腱が道中一番の不安でした。なぜか痛み止めも効きにくいですし。
当初の「今回のテーマは完走」もあっという間に消え去ってアキレス腱悪化したらリタイアと決めましたが、200kmの2本でやや回復したこともあってなんとか今後にあまり響かない状態で完走することができました。
カメラバッグは全行程の6割ほど背負っていて肩や腰の痛みを心配していましたが、こちらはなんともありませんでした。
■装備、荷物
ツーリング用のFOCUS CAYOにパニアバッグ、カメラバッグを背負うという装備で走りました。
パニアバッグは両側つけるとMTBくらいの空気抵抗になってしまうので片側だけで。両側だと横幅も広がって渋滞時に大変になりますし。
機材は
・乾電池のライト2灯+ハブダイナモライト。尾灯2つ。
・ヘルメットにライト&尾灯。
・GPS(GARMIN eTrex VISTA)
・PowerTap
・ドロヨケ
・キャリア
・1リットルボトル
・携帯空気入れ、ツール缶(換えチューブ2本、パッチ、タイヤブート、ブレーキシュー、工具)
・どーもくん(2代目)
と、普段と全く同じ。最初の600kmは30℃を超える暑さとなり、ボトル1本では足りませんでした。
荷物は
・カメラ、スマートフォン、財布(カメラバッグに入れて常時携帯)
・ワイヤーロック
・チェーンオイル
・レインウェア上下
・厚手のシューズカバー
・指切りグローブ、長指薄手グローブ、厚手グローブ
・防風長袖インナー、長袖インナー、半袖インナー
・サバイバルシートのような材質のインナー
・半袖ジャージ、防風長袖ジャージ2枚
・レーパン(短ビブ)2枚
・パッド無し長タイツ
・防寒キャップ、ネックウォーマー
・エネループ14本、充電器、PowerTapの電池交換セット(SR44とCR2032を数個)
・風邪薬、鼻炎薬、テラマイシン軟膏、アソスクリーム、痛み止め、消炎剤、キズパワーパッド、ホワイトテープ、アキレス腱サポーター
・ビタミン剤、鉄タブレット
以前GWに東北を走った時は寒かったし、前日のさとうさん情報(トラップ)でも寒いとのことだったので防寒具は多め。着てない服が何枚かあってここまでは必要なかったです。予報が外れて寒くなるとイヤで沢山持っていきました。
パニアバッグは荷物が沢山入るので、厳選せずにとにかく詰めるようになってしまいます。
後はサングラスを忘れて5/1合流の妻に持ってきて貰い、タオルも忘れて途中コンビニで3枚入りを買いました。
足の痛みうんぬんでは無くて長距離を速く走れなくなってます。やっぱり長距離を速く走れるようになるには長距離を速く走らないとダメだなと実感した1週間でした。
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