2012/05/15

場違い蕎麦グルメサイクリング

  5/12
この日は小諸蕎麦グルメサイクリング。
35kmのサイクリングで蕎麦屋を3軒まわるというまったりサイクリングイベントです。

  蕎麦といったらtarmacさん、お金を払ってイベントに参加しなくても彼に美味しい店に連れて行って貰うという手もありそうですが、tarmacさんについていったら蕎麦の前に脚が削られて無くなってしまいそうなのでまったりイベントでいいのです。

  朝食バイキングを食べて小諸駅へ。


  気持ちいい天気。しかし寒すぎです。
正面の山のどれこかに向かって明日はヒルクライム。山は雲の中ですねえ。


  受付会場の大手門に到着。同時開催の蕎麦グルメウォーキングの参加者のほうが多そう。
半袖、短パンで出発したものの寒くて明日の下山用防寒具を全部着込みます。

  受付会場、明日の車坂ヒルクラに出そうな雰囲気の人が全然居ません。
カーボンホイールとか、パワーメーターとか、ピタピタジャージですら場違い感があります。ウチら浮いてる?

  「前日に蕎麦サイクリングがあるんだって」「折角だし出ようか」
ダラダラ走りには定評がある鈴木家はそんな風に参加を決めましたが、明日走るようなクライマーにとっては1日かけて35km走るというのはサイクリングでもなんでもないのかもしれません。


  準備運動中。


  スタートした後は4kmの緩やかな坂を各自のペースで登ります。
ここで速い順にA,B,C,D,Eの5つのグループを作って、そのグループごとでのサイクリングになるそうです。
一番遅かったEは25kmのショートカットコース。


  グループ分けゴール地点のセブンイレブン駐車場に到着。


  妻が「速く走ったってしょうがないじゃん」ってことでCグループになりました。
どうせEグループ以外は走る距離同じですからね。

  今回のサイクリングはいくつもある蕎麦屋のうちの3軒がグループごとに指定されています。グループが違えば店も全く違うものとなると思っていましたが、蕎麦グルメウォーキングの人たちもいるのですしグループ違えど同じ蕎麦屋ってのが多くありました。
  速いグループは早く到着して蕎麦も早く食べ終わらないと次が詰まってしまうのです。ウチらは速く走れないわけじゃないからAグループに入るべきだったのかも。


  ダラっと走って一軒目の蕎麦屋、菖蒲庵。
このサイクリングイベントは先導するキャプテンについていくタイプなので途中好き勝手に止まって写真を撮れません。ちょっと残念。


  庭は広い芝生。
妻がスタッフの方に「鈴木家の人ですか、以前龍勢で同じくらいの速度で走ってました」と声をかけられます。あの時は頑張ってたんだけど今はダメダメでゆっくりサイクリングですよと返答。


  浅間山がよく見えます。いい眺めです。


  日が照っていると多少は暖かいです。ごろーん。


  さてお蕎麦。3軒回るので1軒1軒は半蕎麦。「あまりの少なさに驚かないでね」なんてスタート時に言われていましたがそれなりに量はあります。
  ここの蕎麦には黒いブツブツは目立ちません。麺は綺麗に太さが揃えられていて弾力もあります。蕎麦の味の違いがわかるほど蕎麦食べてないので、以下2軒はこの店との比較で。


  店内の様子。


  そば粉使用のお菓子、SNOWBALLを買って外で食べます。
今日は消費カロリー少ないのに、こういうことするから減量できないんだよな。


  浅間山にかかる雲は晴れてきていました。

  アップダウンある坂道を走って次の店へ。
小諸は「坂の町」だそうです。


  2軒目、井泉庵。
民家です。


  たぬきには「ダイナマイトドリンクあります」と貼られていました。
なにやら小諸が舞台のアニメがあったようでそれ絡みなのかしら。


  ローカルテレビ?が取材しています。


  建物の中も民家そのままな感じ。


  左のテーブルは水車の歯車だそうです。
奥の服も飾りだと思うんですが、普段着なんじゃないのか?と思わせる生活感が店内に。


  鴨ー。


  半蕎麦?1人前くらいの量はありました。
こちらの蕎麦は1軒目と比べて黒いブツブツが多く見られます。
  そば粉量が多いのか弾力は少なくて噛むと切れやすかな。3軒中での比較でそんなにボロボロしてるってわけではありません。麺の長さ、太さはかなり不揃いでした。

  適度な硬さがあってそば粉の香りは最も強く、妻はここのが一番美味しかったと言っていました。


  次はマンズワイン。


  まさに写真に書かれているモーゼル地方で日本とはブドウの育て方が違うねえなんて言ってた去年のPBP旅行。
棒仕立って言うの?

  こちらのマンズワインではこの棒仕立を改良し、先端をYの字にして栽培しているそうです。


  ラスクと干しブドウ、それからリンゴジュースを頂きました。


  これはいったい何?


  最後にちょっとした坂を登ってゴール。3軒目はゴール後各自で。
参加者、スタッフの皆様、お疲れ様でした。

  この蕎麦グルメサイクリング、もちろん楽しめはしましたが、やはりターゲットは週末2,30km走るくらいの人のように思えます。ゴール後、「坂がキツかった」「もう脚パンパン」等と話す参加者の人の中に入っていけませんでした。

  自転車を始めて直ぐの頃は東京シティーサイクリングに何度か参加して、いつまでも出ようと思ってたのにそのうちに参加しなくなりました。横浜エコライドでもスタッフとして参加はしたものの参加者になることは無いと思います。

  このくらいのイベントで心地よい疲労感と達成感を感じていた時はあったのです。どちらが先で後だとか上だ下だとか言うんじゃなくて、自転車にハマってバカみたいに走っていたら自転車の楽しみ方が変わってしまっていたようです。
  「疲れたー」と楽しそうにボヤく参加者たちを見て、もうその感覚は味わえないんだなと少し寂しく感じたのでした。

  あとは普段、左折車の有無や集団の大きさなど今後の動きを予測して集団をコントロールしてくれるような人の後ろを走っていると(みのいちさんとかね)、手信号等が無い集団で走るのに違和感がありますね。速度も遅くて車間も開けるので必要ないのでしょうけど。


  なんだか場違いピタピタジャージが現れていきなりケチをつけたようになってしまいましたがそんな気はありません。次回また車坂の前日にあったら出たいかと言ったら出たいですよ。楽しくなかったわけじゃないですからね。



  小諸城?の本陣。


  3軒目は草笛へ。


  汁が辛い絶叫蕎麦。小諸の名物?
蕎麦は1軒目に近く形が整っていて弾力があります。ただちょっとやわらか過ぎるかなあ。


  食べ終わってもお腹が空いています。くるみ蕎麦とおはぎを頼みました。
他の蕎麦屋に行くという案も出たんですが、面倒なので結局この店で追加注文。この辺が鈴木家がグルメとは無縁なところ。

  蕎麦を食べた後は明日の受付へ。


  参加賞。
七穀米と味噌。四角いのは本?と思ったらコーンスープ。ヒルクラの参加賞はこういった地元の食べ物なのが一番嬉しいです。


  佐久の亀の井ホテルへ。
このホテルチェーンは九州から進出してきているようです。先日福岡でも利用しました。
九州で泊まったチサンホテルも2段ベッド。関東じゃあまり無いよね?向こうでは2段ベッドって多いのかな。


  ホテル隣に焼肉屋が。明日の為に重量化に励みます。
こういった自分で取ってくるタイプの焼肉食べ放題って肉がイマイチで最近行くことはありませんでした。


  デフォルト1980円より600円弱高い、注文できる数品つきのプランを注文。
右側2皿がバイキングで取ってきたヤツ、あとの5皿が別注文(こちらも食べ放題)。このお店は取ってくる肉もそこそこしっかりしていたので追加プランにしなくてもよかったかも。


  最初は元気に敵を撃破していたものの、終盤はかなり苦しい戦いでした。
「そもそもこの戦いに挑む必要はあったの?」「戦いなんて常にそんなものだ。意味なんて無い」
  撤退(食べ残し)は許されないため妻の皿に肉を投げ込みます。私は通信兵なのでツイートして遊んでたら「本部なんて何の役にも立たない」と怒られました。

  蕎麦相手に連戦連勝していた時は楽しかったんです。あそこで止めておけば…


  小諸周辺をグルグル。


  蕎麦サイクリングは8kmから43km地点まで。最後1000m超までのアップダウンはヒルクラ受付です。

■5/12
走行距離: 65km
累積標高: 1368m

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