5/11
週末は車坂峠ヒルクライム&蕎麦グルメサイクリング。
土曜に開催される蕎麦グルメサイクリングは朝一の新幹線で間に合うんですが、ホテル代のほうが安いのと折角だから走りたいってのとで、金曜に自走で行くことにしました。
普段ヒルクラはCR1で参加しています。車の時はカーボンチューブラー。自走の時はアルミクリンチャー。4年前のツールドおきなわで落車した際、フレームに多少ダメージを受けてしまった(ような気がした)ので衝動的にBMC-SLC01をポチり。
組み上げたはいいがCR1よりホイール無し状態で1kgほど重く、乗り味もCR1のほうが好みだったため廊下に飾られて酒の肴となっていました。通勤で数回乗っただけで超勿体無い。
高速でブルベを走りたい時にでも使ったらいいんじゃないかとGPSやライトホルダをつけて復活。
今回のヒルクライムもこいつで参加します。つけている50mmカーボンクリンチャーが2kg以上あるので、トータルでCR1より2kg重いんだよね。って本気装備CR1でも入賞できるレベルに無いからどうでもいっか。
木曜の深酒が祟って、11日の出発は13時。この時間だと小諸到着は真夜中になりそうです。
佐久インターの近くにチェックイン時刻24時でホテルを予約。小諸までの道筋は大きく分けて20号から清里を越える南回り、碓氷峠越えの北周り、秩父から国道299を突っきる真ん中コースの3通りがあります。距離はどれもそんなに変わらず。
299が一番累積標高が多く、走っていて面白いのでこのルートを選択します。
問題は秩父を過ぎると駅どころか店もあまり無く、痛めている足が悪化したときにエスケープ出来ないこと。まあ200km以下なので痛くなってもなんとかなるでしょ。
立川からの16号が渋滞、向かい風の影響もあり、青梅を抜けた時には停車時間込み平均時速は20km/h以下。急がないとマズイかも。
山伏峠手前で給水。
最近はパニアバッグつきピストだとかロードだとか苦行のような乗り物しか乗っていなかったので、こういった軽量ロードの快適さに上機嫌。177.5mmのクランクもいい感じでアキレス腱も大丈夫そう。
名栗湖のあたりは川沿いの細い道が通っていて気持ちいいです。
頻繁に走りに来たいけど、家から青梅までの50km弱がイヤなんだよな。
山伏峠ふもとについた時には16時を回っていました。
2008年のAttack!299(というイベント)ではここから十石峠を越えて国道141号に出るのに4時間弱。今の弱まり具合と途中休憩を考えると5時間かかると見ておいたほうがよさそうです。そこからホテルまでは1,2時間。24時には間に合いそうか。
ガシガシと山伏峠。
先週までの東北1700の影響で、脚は腱や関節の痛みだけでなく筋肉にかなり疲労が残っているようです。使いすぎた時によくなるんですが高出力を出すとムゲーと痛みっぽい感覚が走って動かせなくなってしまいます。
ただ心肺の調子は良くって、カメラバックを背負っているのにものすごく軽く感じます。
途中でカメラを落としてしまったのではないかと何度か確認しました。これは最近ずっと背負ってたので慣れたってのもあるかな。
秩父を抜けて小鹿野へ。
ここのセブンイレブン(とその先のセーブオン)を過ぎるとコンビニは志賀坂、十石を越えて141号に出るまでありません。
どちらのコンビニにも自転車スタンドが設置されていました。去年の春ってあったっけな?最近はこういったスタンドを用意してくれる所が出てきて嬉しい限りです。(秩父サイクルなんとかのシールが貼ってありました。自転車が走りやすいようにしてくれている団体があるのでしょう)
前方に見える山のどれかが志賀坂峠。空は既に赤みを帯びてきています。
暗くなる前に峠を抜けたいところ。
志賀坂18:50。
既にGPSの表示は日没後の夜モードとなり、辺りは暗くなり始めました。
暗くなりきる前に急いで下って上野村へ。
この時間になるともう飲食店も道の駅もやっていません。
寒いなあと温度計の表示を見ると10℃でした。ここはまだ標高400mで次の十石は1300m超。ここから6℃下がったら4℃。東北が暑かったから今回も暑いだろうと安心しきってました。一桁前半に耐えられるほどの防寒具は持ってきていないのに。
十石は通行止め?ここで通行止めと言われてもとドキっとしましたが、迂回路として矢弓沢林道が指定されていました。
以前Attack!299でも299が通行止めでこちらを通ったことがあります。本線と比べると距離が短くてこちらのほうが好みです。299での十石はダラダラと登っていく感じが好きじゃないんですよ。
この6kmほどの矢弓沢林道も299と合流する最後のほうにはアップダウンが現れます。そこまで5.5kmはずっと登りっぱなしで標高差605m。平均斜度は11%。
斜度の変化はそこまでは無く、20%を越えるような区間は無いためダンシングで激モガキしなきゃ倒れる、ってことは無いんですが、夜中に頼りないライトの光だけだと先がどうなっているかわからずに、激坂を登るのは明るいときと比べて大変だなと実感。
林道の両サイドは木々で覆われていて下界は見えません。
そのかわり街明かりも全く見えないので、自転車ライトを消せば頭上には満天の星空。
十石峠頂上に着きました。
寒いー。カメラを地面に置いてシャッター開放で星空撮影を試みますが、寒すぎて断念。すぐ下らないと。
ガクガクしながら141号に出たのは22時。あれ、山伏手前から6時間もかかってる…
最悪6時間の予想はあったものの、重い脚とは裏腹に体は軽かったからもっと速く走れるだろうと期待してたのになあ。どうやったら4時間切れるのか今では想像できません。
佐久インター前の亀の井ホテル到着は23時。
ちょっと渋られた気もしますが、自転車を室内に持ち込ませて貰います。コインランドリーはフロント前で、部屋着が無いので1着しか(洗濯する以外の服を)持ってないと大変。
299はやっぱり面白いです。時間はかかったものの最後まで飽きずに集中して走れました。
最後の峠、いきなり急斜面になっている部分が矢弓沢林道です。
■5/11
走行距離: 178km
累積標高: 2867m
お疲れ様です。ロングライダーというより、むしろアドベンチャーライダーさんですよね。
返信削除>vyv00411さん
削除こんにちは。
えー?どう違うんだろう。自分ではアドベンチャーという感じはあまりしていません。楽しんでやってる感が無いからかなあ。
舗装路のコース張っただけでエクストリームな感じがする!そんな風にはなりたいですが、これはまだまだ遠いですねえ。
BMCかっこいいなぁ。
返信削除もったいないなぁ。
やっぱり飾っとこうw
飾る用と乗る用に2台買えばいいんだ!
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