2013年12月12日木曜日

PBP2011 Stage24_3:下って、下って、無念のリタイア

  ベルニナ峠(Passo del Bernina)
ここはまだスイスなのですが、峠標識は~passからPasso del~(イタリア語)になりました。

  標高2330m。距離18.6km、標高差598mで平均斜度は3.2%。
登ってきたサンモリッツ側からですと、途中スキー場などゆるい部分があることからそんなにキツくはありません。

  下りはポスキアボ(Poschiavo)まで16kmで1220m(平均7.6%)。街中の緩やかな部分9kmを抜けた後はティラノ(Tirano)まで8kmで525m(平均6.6%)。登り返しが殆ど無い1900mのダウンヒルが始まります。雨なのに。

  視界は悪くて雲の中を走ってる感じ。でも下の方はクリア?

  牛写真を撮りますが、

  撮影するこっちが適当なのを見抜いてか、牛もこちらをチラっと見るのみ。やる気なさげ。

  今いる標高で雲がクッキリとわかれています。

  下っていくうちに下のほうまでモヤモヤになってしまいました。
大粒の雨ではなくて霧雨。凍ってないのがせめてもの救いです。

  ポスキアボの街中。頂上手前のビアンコ湖で分かれた鉄道はこの町で合流します。
一気に1200m下って気温は急上昇。屋内でもないのにカメラのレンズが曇ってしまいました。

  踏切どころか線路と道路の境もありません。国境を越える路線なのに小さな路面電車みたい。
  線路は道路に対して緩やかに(20度くらい?)併走する形で右から左へ横切っていて、雨の中パニアバッグを積んだ自転車でこの角度で進入したらコケる!と停車して押して越えました。

  町を抜けてポスキアーヴォ湖。

  丁度電車が来たー。意外と本数多く走ってるんでしょうか。

  いい写真が撮れるかもと連続でシャッターを切ると、

  ノォォォォォォ。弱いと言われるPentaxのオートフォーカスは曇ったレンズで合焦せずに肝心な位置を逃してしまいます。何故ピントを置いてマニュアルで撮らなかったのか。
  ってなんか曇ってるし景色も綺麗に見えないし、撮れててもしょうも無い写真だったからいいや。いいや。


  この町を抜けてから雨は洒落にならないほど激しくなります。カメラは防塵防滴でもレンズは違うし、そもそも前もロクに見えないので停車して写真を撮りたい状況ではありません。袋に包んでパニアバッグに仕舞います。
  そのまま国境越え。これまで国境っぽい国境は無かったのですが、ここは検問所があって国境してます。スイスはEU加盟してないからかな。検問所って国境に1つあるんだと思ったら、スイス側の施設 - 国境 - イタリア側の施設、と2つにわかれてるんですね。考えてみたら国が違うんだから当然か。
  出る側はほぼノーチェック、入る側で停車質問されます。どこまで行くのか聞かれたのでミラノ空港までと答えました。

  イタリアに入ると路上果物販売店をちらほら見かけました(日本の田舎で野菜売ってる感じ)。値札もスイスフランからユーロになっており、空腹から何か買いたい欲はあるものの豪雨のため写真どころか停車する余裕もなし。
  この日は日本でも大雨、さらにPBP後コモ湖へと向かっていた佐藤家も大雨だったようで、さとうさんは「世界的に大雨」とか言っていました。

  標高400mまで下った後は1200mまでの登り。サンピエトロの町に入った時には汗ダクになっていました。そしてその状態でまた下りに突入。
  山道は急坂にもかかわらず舗装路全体が水溜り状態で、道脇の境目の区別がつきません。それに舗装の状態が相当悪いようで(道が川状態で全くわからない)ハンドルをとられまくって怖いです。

  ベルニナ峠の登りは良かったんですよ、頂上で濡れた服を着替えたおかげで1900mの下りも思ってたより冷えずに乗り越えられました。しかしこの下りで完全にアウト。着替えは、まだ濡れていない防寒長袖が1着あるけど、ここまで体が冷えてしまったらもうお湯に浸かる以外はどうしようも無し。
  予約しているホテルはここから40km先。しかしその40kmの間に1500m超の峠があったはず。これはもう無理だ、ホテルに辿り着くとか明日からのルート変更とかを考える前にとにかく温まらないと死んでしまいそう。

  運良くホテルを見つけて飛び込み無念のリタイア。24ステージ目にして初のDNFとなりました。

  湯船が無くてシャワーだけじゃなかなか温まらないんだよね。かなり長い間チョロチョロのシャワーでガタガタした後は食堂へ。

  あれ?あんなに激しかった雨、上がってない?

  真っ暗だった空も明るく。リタイアを決めた途端に雨止むのかよ!
まああの冷えきった状況で走り続けてこのホテルを逃したら1日DNFどころでは無くなってたかもしれない、仕方ないね。

  この怒りは食事にぶつけるしかありません。

  ビール飲んで。

  今日はしっかり前菜から頼んでみます。スープも飲んで。

  メインのコレは何?なんかイマイチな盛り付けだなあ。

  血の滴る肉で味はなかなかでした。

  ワインと、そしてメインをもう一皿。

  アイスとケーキも頼みます。
あー食った食った。明日は今日走れなかったぶんを取り返せるんだろうか?

  100kmちょっとに物凄く疲れました。

  ベルニナ峠は逆から登ったほうが楽しそうですね。

■ホテル: ALBERGO ETERNITA
宿泊費 35ユーロ(朝食込み、記憶があやふやで30ユーロだったかも)
夕食 ↑とあわせて98ユーロなので多分63ユーロ。

■9/04, Stage-24 シルヴァプラーナ -(ベルニナ峠)- マロンノ
※予定していたカスティオーネに辿り着けず
走行距離 102km
累積標高 1487m

■ここまでの累積: 距離 4069km, 標高 48049m



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