2013/12/05

PBP2011 Stage23_3:どーもくん、ダボスに死す

  (↑タイトルは各自ルパン三世風に脳内で再生してください)

  スイスの峠を走っててよく見かけるのがこんな案内板。

  メインの車道の間をトレッキング&MTB用の小道が通っています。きちんと番号がふられていてしっかり管理されていそうです。ホテルのフロントでもトレッキング用の道が書かれたマップが配られていました。

  この道は車とバイク禁止。他にも自転車も禁止(標識内が円グラフ的に3分割されてる)や、車だけ禁止というパターンがあります。
  車にMTB積んでるのをよく見かけるのは、こういうコースを走るからなんでしょうか。

  また牛オブジェだー。こいつはちょっとワルそう。

  右前方にあるのが次の峠。確か2300m超だったはず。
この地点の標高は1200mくらい。前回の日記最後のロータリーを曲がってからダボスまではしっかりとした登り坂が続きます。

  ここの看板は動物付きです。これは何だろう。
町に入るため傾斜は一旦ゆるやかに。(といっても登り)

  そういえば最初の頃の日記は、ドイツの家はこんなの、オランダはこんなの、って写真載せてました。
スイスといったらコレかなあ。窓が塗られていて、窓枠に模様が描かれてるの。この家は青ですが赤のほうがメジャーかも。

  あの山の中腹に見える集落にはどうやって行くのでしょう?
下には小さく鉄橋が写っています。

  町を抜けて斜度アップ。1400m強まで登ってから100mほどの下り。
ここでサドルの後ろに手を回すと、あれ、ぶら下げていたどーもくんがいない。大変だ。
  あわてて道路を探しながら引き返し。さっき写真を撮ったときは存在確認したっけ?
いや、登りに入ってからはずっとチェックしてなかったような。登りにかまけていて逃亡されるだなんて。

  2kmほど引き返しますが落ちているどーもくんは見つからず。
下のロータリーで確認したのは確かだから、そこまでの間で落としたってこと。しっかりとは記憶していないけど走りながら触ってる気がするので、2km戻って無いならもうダメかもしれない。ロータリーまで15km戻って見つからないとなると時間的なダメージが大きすぎ、と判断して無念のお別れ。

  PBPの最中、菅田さんに「後ろ切れてる」と言われて真っ先に確認したどーもくん。サンダーストームな仮眠所では自転車と共に外に置きっぱなしにするのが忍びなくて雨の中取りに戻ったどーもくん。日本に帰ったら「サドル下のどーもくん」日記を書いてどーもくんファンをがっちり鷲づかみのはずだったのに。
  きっと日本に戻るのがイヤになったんだな、スイスの山を眺めながらカラスに突かれてることでしょう。さようならどーもくん。

  こうして英語力ゼロのため牛とどーもくんだけだった旅仲間が減り、ますます牛に偏向していくのでした。

  100m下ってからダボスまでは200m登り。
斜度はゆるく、道に沿って電車が走っています。さっき下に見た鉄橋の路線かしら。

  丁度後ろから来て慌ててシャッターを押しました。

  鉄道には全く興味無かったのにスイスは結構電車の写真撮ってるなあ。

  よさげなポイントで待ち構えているわけではないのでカッコイイ写真は撮れないんですけど(言い訳)

  これはコケシ?いやよく見ると羽がついてるヤツがいます。天使っぽい。

  また電車きたー。
山岳に赤い車体が映えて綺麗なのよね。

  そしてダボス。菅平は日本のダボス、なダボス。

  標高1500mほどで気候が似てるかららしいんですが、想像してたよりずっと大きいです。

  これはインフォメーションセンター?もこんなデカいし。

  それに菅平でこんな噴水なんて見たこと無いし。
そうか、ダボスって何か聞いたことあるなあと思ったらダボス会議だ。やっぱり大きな都市なんじゃん。

  車坂峠を走ってからラルプデュエズに登った、あの時の感覚がこみ上げてきました。
菅平は夏に自転車で通るだけで、その時期はホテルも閑散としてるから冬はまた違うのかも。やたら暑い須坂からの溶けるような登りは好きですよ、ええ菅平も大好きですが。

  気温は20℃ちょっとで気持ちよく、ロード乗りも見かけます。

  以前書いたスイスの道路は路側帯の外側が排水のためか窪んでいて急に進入するとハンドルとられる危険が、なんて話はこれならわかりやすいかも。とガードレールの影が映った路面を撮影。丸く窪んでいるのです。

  ダボスを抜け、フルエラ峠へ。



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