2013/12/11

PBP2011 Stage24_2:イタリアへの峠は鉄道と共に

  ここベルニナ通りはダボスから鉄道が平行して走っているのですが、以前のオーバーアルプ峠とは違い小川の向こう側、道路とは距離にして100~200m離れています。
  雨で視界も悪かったため、鉄道のことはすっかり忘れて(というより峠の事前予習なんてしていないので鉄道が走ってることすら知らずに)走っていると

  いきなり踏切が現れてビックリしました。標高1950mで踏切ですか。

  向こうには車が2台、雨の中数人が車から降りています。何をしているんだろう?

  氷河の写真を撮っているのかなあ?
いいポイントを見つけて電車のタイミングを計ればカッコイイ写真が撮れるのかもしれません。しかし生憎の雨で氷河の色が目立ちません、残念。

  この部分は斜度が急なため線路は道路より大きくうねって登っているようでした。その後斜度は緩やかになり、道路に沿うようになります。

  あー電車が後ろからきた。

  しかし道路と近すぎでしょ、柵もなにも無いし。向こうに小さく見えるのはスキー場。

  建物がいくつかあって栄えていそうな印象を受けます。
車もそこそこ走っていて斜度も緩く、標高2000mを超えているようには見えません。

  もう一度踏切を横切って線路は右側へ。

  ちょうど電車が来ました、しかも撮影ポイント的に良さげ。雨も小降りに。

  鉄道ファンでもなんでも無いんだけど、

  バシャバシャ撮っちゃうぞ。

  なんだかカッコいいなあ。

  前回の日記にも書いたように、今回の旅行で電車もいいなとちょっと思えてしまったのでした。

  頂上が近づいて斜度が急になり、線路は車道から離れていきます。

  写っているのはビアンコ湖(Lago Bianco)

  手前の湖と色が全く違う!ビアンキカラーだね。

  線路は湖のほとりに敷かれています。

  電車からの眺めも良さそう。

  九十九折を抜けた後、ホテルがありました。
この先に建物は見えず頂上少し手前のこのホテル軒下で着替えすることにします。

  登りだった為ここまで寒さは感じていません。が皮膚は冷たく、気温はおそらく一桁台。
昨日着たジャージは雨と疲れで乾かす時間がなくて湿ったままパニアバッグに突っ込んでいますが、連泊のおかげで残り2着は(走っている間ホテル内に干しておけたからね)しっかり乾いています。ここから下りの寒さを考え、上はインナーまで全着替えしました。

  ホテル少し先から振り返って。この先が頂上です。



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