牛ゾーンからまもなく、頂上に到着しました。
2000m超の名のある峠は頂上にホテル等があることが多いのですが、ここはレストランのみ。
店のテラスはツナギを着たバイク乗りで埋まっています。
ユリア峠(Julier Pass):標高2284m
ホテル(シルヴァプラーナ中心から少し外れてやや登ったところ)から7.1km、標高差467m。平均斜度は6.6%
道幅が広くなだらかだった印象とは異なり、斜度はそこそこあったみたいです。パニア片側ホテルに置いてきて軽いからかな。
頂上付近はこんな感じ。
前回の写真のように頂上のあたりは直線で斜度もあまり無いことから、下界が見渡せるわけではありません。
こちら側もタイトなカーブが無くて一気に下れそうです。
景色を撮ろうとして道の脇に入っていくと、突然脚に痺れが。
こ、これは、2007年のPBPで○○さんが××しようとして草むらでしゃがんだ瞬間ケツに電撃が走ったというアレです。牛を道に出さないために微弱な電気が流れているワイヤーです。
まさかこんな峠の山頂付近でもビリビリくるとは思いませんでした。
頂上から少し下り、見晴らしも良くなってきたかな。
相変わらずバイクが猛スピードでカッ飛んで行きます。
途中の九十九折。舗装がやたら綺麗。
頂上付近の長い直線など、これはもうサーキットですな。バイク乗りが多いのわかります。
バイク速度出しすぎるなよの看板。
しかしこれ、80km/hまでグリーンゾーンなんですけど。
そんなわけで自転車も遠慮なく全力で下らせて頂きます。見通しがよくて危なく無いのよ。
が、カーブを曲がった瞬間にいきなりダート。どうやら路面工事の途中な模様。高速でダートに突っ込んだせいでライトのネジが吹っ飛んでしまいました。(舗装が綺麗なのは頻繁に修繕してるからなのかな)
今回自転車につけてきたライトは3つ。ハンドルに付けたメインライトはPBP開始40kmでブラケットが折れ、今回はヘッドチューブにつけたサブのライトが脱落。残すところハブダイナモのみ。
ライト自体は壊れていないためタイラップ等で固定すれば役目は果たせそうですが、面倒なのでバッグに突っ込んでここからはハブダイナモのみで行こうと思います。ヘッドライトもつけてるし大丈夫でしょ。(やがて訪れる悲劇への伏線)
民家もボチボチ見えてきたかな。ある程度の町となるとまだ先しばらく無さそうです。
段差の後に気になるのはどーもくん。サドルの後ろに手を回して所在を確認するのがクセになってきています。
下りも日が照っておりなかなか暖かかったとはいえ、トンネル等の日陰はヒンヤリします。
それでもゴアカッパを羽織る程度で冬用のジャージは(AirBlock851)ここまで1度も使っていません。
1kmほどの登り返しの後はずっと下り基調。
草木の写真を撮ったりしながら
バイクが多いと言っても自転車もちらほらすれ違います。
町が見えてきました。
ここまで走ってきた国では町の入り口にあるのは味気ない名前だけの看板ってのが殆どでしたが、スイスではこんな風に写真つきの手の込んだものを良く見かけます。
写真を撮って走り出したときに丁度花の手入れをする人がやってきて水を差していました。町によっては真冬の写真だったりして見るの楽しみなんですよ。
次に登るのはあの山かな。
標高は880m、この日一番の低地です。2日前と3kmほど同じコースを走るんだよね。
あーこのロータリー通った通った。
2日前に直進したここを今回は左折、妻オススメ?のダボスへと向かいます。
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