2011/10/24

PBP2011 Stage10_3:サンカンタン到着、前半終了

  ベルサイユ宮殿からサンカンタンまでは10kmもありません。


  オランダの自転車用信号と違って車や歩行者と違う点灯パターンだったり、専用の押しボタンがあったりするわけではありませんが、家の飾りとして欲しいです、この信号。


  歩道の真ん中にある柵。
Pマークだから駐輪場だよね?自転車をここに立てかけて鍵でくくりつけろということかしら。
しかしそれでは通行のジャマになると思うのです。


  サンカンタンに入りました。
暑い!とくかく暑い。これまでの気候が嘘のよう。


  ホテルです。会場&中心街へは数kmの位置。
ゴツいハードケースが置いてあります。日本人はもっと小さいケースが殆どですが、海外の参加者たちは象が踏んでも壊れないようなケースを使っているようです。

  今回2007年のようなツアーが行われるかわからないということで、前回参加者の知り合い(多くはオダックス埼玉メンバー)たちで早めにホテルを抑えました。20日から複数人で予約しており、この日19日は個人で後から追加したものとなります。

  その為、明日から集団で予約している部屋のどれかと、本日の部屋を同じにして貰わないといけません。フロントで埼玉メンバーの名前を数人告げて確認して貰います。


  1階の部屋になりました。
外から直接客室へと繋がっており、自転車を入れるのが楽でいいです。


  とりあえずさっき買ってきた牛サムライの写真を意味も無く撮ります。
実はアメリカから通販で買ったほうが安かった…


  ホテルから100mくらいの位置に自転車屋さん。
これは便利とタイムのクリートを買います。持ってくるのは荷物になるし、ここまでの旅行でかなり歩くことが予想されたため、PBP前にショップで買って新品と交換作戦だったのです。

  しかしこの店には愛用タイヤのGP4000Sが売っていなかったため、同じくボロで来てPBP前に交換予定のタイヤは会場かGOSPORTで買うことに。その後すっかり忘れてボロボロのまま4000kmを走り続けることとなってしまい、裂けて大変でした。

  自転車屋の先にはカルフールも。
駅から離れているから不便かなと思ってましたが、自転車屋とカルフールがあったら超快適生活。


  買出しに行ってビールとワイン、それからチーズを。
チーズはこれで2ユーロです。


  そして目玉はコレ、フランスパン。
これで2.25ユーロですよ。1本300kmです。やったー。


  こんな感じにキャリアに積んで走ろうと思います。
パンが自重で垂れてしまってドロヨケのようになってるし、半分に切らないと無理かなあ。


  PBP参加中は荷物だけ預かっていて貰えばいいわけで、ホテルは全部屋を予約しておく必要はありません。
皆の荷物を一部屋に集めるという話でしたが、写真のステファニーさん、個人で来ていて一人で部屋とりっぱなしだと勿体無いからウチらに混ぜてくれとのこと。

  早く帰ってきた人はフロントに言えば、日本人だったら荷物部屋の鍵を貰えるということです。ステファニーさんには日本人のマネをして貰います。


  前回に続き、今回もお世話になった河内嬢。
あいかわらずの美しい御御足です。前回もサンダルで現れて日焼け写真撮ったような…


  埼玉ノボリでPBPらしくなってきました。


  今回は日本で大震災があったためAJがバンダナ、1枚10ユーロを販売し、その売り上げは全て寄付されます。
写真は受付会場でのバンダナ売り場の旗。バンダナはコレじゃないです。(最初これがバンダナデザインだと思いました)


  日本人参加者も続々到着。皆で食事に行くことに。
ブラブラしながらカルフール横にピザ屋さん発見、ウチらを確認すると店主は急いで閉店作業。
もう弊店間際なのに大勢で入る気配がしたからだよねえ。日本と違ったやる気無しスタイルを皆で褒め称えます。


  結局ホテルのすぐ近くのピザ屋さんに引き返し。


  河内さんに頼んでお任せでメニューを選んでもらいましたが、人数も多いのでなかなか食べ物が出てきません。
で、出てきた食前酒は何故か人数よりも2つほど多いのです。

  「そういえば店主が、自分不器用だからって言ってたよ」って。不器用にしても大雑把すぎるというか。だいたいこのくらいかなーって。


  空港からレンタカーで来たコウタローさんも加わって、夜は更けていきます。

  みのりの大塚さん、伊藤さんは到着前にガリビエ、ラルプデュエズに行って来たようで、PBP終了後に行く予定の立川さんと作戦会議。
私の2007年日記を参考にしてくれたようですが、グルノーブルで泊まったホテル、Quality Hotelがどう見ても同じ看板、建物なままPatrick Hotelに変わっていたそうです。

  ピザやパスタが出る頃にはアルコールも回って写真面倒になってました。
フランスには皆で一品を分けるという文化は無いので「トリザラシルブプレ」と皿を貰ってトリザラなる単語を無理やり店主に教えます。
暗くなるまで外で騒がせていただきました。

  飲み足りないから部屋に戻って買っておいたワイン飲もっと。


  コルク抜きが無くて開けられないというよくあるオチでこの日は終了。


  リール-パリはTGVで。
その後は街中を走ってサンカンタンまで。


  ベルサイユ宮殿からサンカンタンまでは10%近い坂があります。
パリから走ってくる人は「平坦だと思ってたけど坂あった」と大抵愚痴ります。

■8/19, Stage-10 ( リール -[輪行]- パリ - サンカンタン)
走行距離 43km
累積標高 486m

■ここまでの累積: 距離 1113km, 標高 7353m

  これで前半戦が終了。
予定したルートはここまで1440kmでしたが、雨などによるショートカットで300km以上少なくなっています。
なによりヤバいのは平均出力、毎日80W程度というLSDにも遠く満たないゆるゆる度で本当にPBP走れるの?って感じ。その割に脚には疲れが残っているようです。

  妻から見たstage-10はこちら。
http://d.hatena.ne.jp/csax/20110819/1316088570



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