28日間との旅行と書いていたけどよく考えたら29日間でした。
到着日の1日は移動日ということでステージ?に含まないことにしてしまおう。
まずは自転車の梱包。
輪行袋を持って1ヶ月走らねばならないため、前回のような大型の袋や箱は使えません。
普段使っているオストリッチのペラペラなヤツで行きます。
航空会社はANA、機内預け荷物は3辺の和が203cm以下でないと有料ということでいつもより少しコンパクトにまとめています。
シートポストは引っ込め、タイヤは片側にまとめて。ステムを緩めてハンドルとフォークの向きを変えました。これで203cm行けるかな。
空港では縦横を対角線状に測られたり、表面ボコボコしてるのにそれに沿って測られたりと、なんか納得できないことが多かったですが、梱包しなおしてなんとか無料で荷物預け。
203cmという値が微妙だし、係員がメジャーで(超適当に)計測する今の仕組みでは不公平感も出るため自転車は別料金とかのほうがすっきりしてていいなあ。もっと厳密に測るか、重量でのみとかならいいんですけど。
自転車という重荷から開放されて空港内をぶらぶら。
出発まではまだ時間があるし食事でもしよう。
飛行機に乗ってしまったらもう娑婆の空気を吸うことが出来なくなります。
「カツ丼ウメェだろ」そんな声が聞こえてきたのでカツ丼を。
飛行機の中では映画沢山観るぜーな予定も、前日にHDDが壊れる(実はウイルス感染、たぶんGPSデータやらコース作成やらで各国のWEBサイトをチェックしててやられた)というトラブルにより全然寝れていません。ぐっすり。
寝てる間にドイツ、フランクフルト空港到着です。
行きは自転車の破損を少しでも防ぐために直行便です。帰りはイタリアで乗ってドイツで乗り継ぎ。帰りのミュンヘン空港での乗り換え時間は30分です。
そんな30分の乗り継ぎで荷物大丈夫なの?前回のフランス(シャルルドゴール空港)では自転車出てくるまでに1時間以上待たされたよ、と不安でしたが荷物受け取りのコンベアの前に到着したら、既にカートに積まれた自転車が置いてありました。流石ドイツの科学力です。
空港を出て自転車チェック。よし、壊れている所は無さそうだぞと組み立て開始。
荷物を少しでも減らすために普段使っているリアのクイックを持ってきていません。エンド金具に使ってるヤツを兼用作戦。
乗っている自転車は通常のロードなのでダボ穴は無し。リアキャリア取り付けは厚さ1,2mmの金具をクイックで挟み、そこにネジで止めています。今回持ってきた後輪用クイックはシャフトの長さがギリギリで、このダボ穴増設金具を挟むと固定することが出来ません。
高々2,3mmなのにどうやっても取り付け不可。
困った。ある程度のトラブルは予想していていざというときは初日はフランクフルト自転車屋で修理予定でしたが、この数mmのせいで予定が狂うのは非常に勿体無い。
後輪ハブのワッシャーを抜いて数mm稼ごうかとか、いろいろ試行錯誤しているうちに目に入ったのは、
前輪クイックにつけていたライトアダプター。
こいつは通常のクイック用ネジと比べてネジ山が端から彫られています。これを後輪用に使ってなんとかなりました。
ハブダイナモのライトがつけられなくなっちゃったけど、2日後に来る妻に長いシャフトを持ってきてもらえばいいか。
ライトアダプタを後輪に使用しているため、パニアバッグが干渉してしまいます。
バッグの位置をずらしたらギリギリセーフ。あーよかった。
どーもくんをサドルに取り付け。
前回PBPでお世話になったバクスター社の方はハンドルにミッキーつけていたし、私も何かマスコットをつけようかなーと。日本といったらどーもくん?
ホテルまでは5kmくらい。
早速自動車専用道のお出迎え。
日本で地図情報だけを頼りにルートを作成するとこれがあるから大変です。
この後も予定していたルートが自転車不可が何度かありました。今回はGPSにフリーのヨーロッパ地図をインストールしていたので少ないタイムロスで迂回できたものの、地図&GPSが無いとキツいですね。
こちらのホテルは自転車を部屋に入れるか、ガレージ(もしくは従業員用のスペース)に置かせてくれます。日本のように預かってくれずに部屋もだめ、外に駐輪して盗難の責任は持ちません、なんてことはこの後1件もありませんでした。
ホテルのレストランはやっていない模様。周りに店も無し。
仕方ないので部屋にあったビールとナッツが夕食。今日は走ってないからこれでいいか。
妻にクイック持ってきてのピンチ通信をしようとした所、携帯充電用のアダプターが100V専用なのが発覚。まさか今時ユニバーサル対応でないなんて、使用する前に確認してよかった…
これもついでに持ってきてもらおう。先行してるので忘れ物しても大丈夫!
ビールの王冠裏には点数がついていました。
集めると何か貰えたりするのかしら?
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