2012/03/16

2012福岡_09: ガタガタすぎるスタート前

3/9
関門トンネルを抜けて九州入り。博多まで。
距離は180kmとダラダラ走っても早い時間に着け、明日に備えて十分休めそう。

膝の痛みは昨日から回復している。よかった、悪化してたらここで終了のつもりだった。
昨日は膝に意識がいっていて気付かなかったが、左肩と首も痛んでいるようだ。
もうボロボロ。いや、ボロボロなのは体よりも自転車。

脚を止めた時に動かないフリー、チェーンの張りで脚に衝撃がくるようになった。
止めているクランクが回ってしまうほど回らない。
萩から下関までは海岸線を走り、この道が車が少なくて快適。道は楽しくても自転車は楽しくない!
そんなのは勿体ないので山の中でなんとか自転車を整備しようと試みる。

クランクは閉め直して異音解消。前輪のカチカチは何故か鳴らなくなった。恐らくスポークとニップルまわりのトラブルだったため、走ってるうちに状態がかわったのだろう。プーリーは注油。サビサビで根本的な解決にはならんが多少はもつ。

問題はやはりリアハブ。工具は無いがなんとかならんもんかと調べているとフリーの隙間に髪の毛のようなものが。
ドライバーなどで引っ張りだすと、50cmほどの糸。
これが巻き付いていたから回らなかったのかと、大喜びで走りだす。やっぱりダメでぬか喜び。
ベアリングにガタもあるみたいだし、そんな単純な問題じゃないか。

体にもガタがきていて、坂でもがくと動悸が。
心臓に手を当てると心拍が、ドクッ、ドクッ、カ、ドクッっと飛んでいるよう。
不整脈?こんなのは初めての経験でかなりビビる。もがくと必ず起こるようだ。

最近妻は「どうせ年金貰えないから早く死ぬしかない」みたいな悲観的な事を言っている。坂でもがいてポックリなんてのは苦しまず理想的な気もするが、いくらなんでも早すぎる。
ポックリしたくないからゆっくり走る。

途中薬屋で足りなくなりそうなキズパワーパッドを補充時にペンチが売っていたので、これでハブばらせないかとメンテ開始。薄いスパナでないとやっぱりダメ。無駄なものを買ってしまった。
ついでにドロドロになったチェーンなどを掃除する。

人道関門トンネルは入り口が見つからない。関門トンネルの標識に沿って進むと自動車専用道。
自転車はこっちってどこかにあればいいのに。まあ標識なんて全部車の為の物だから期待してないけど。
トンネル内は自転車に乗るの禁止でクリートでカツカツ歩くとそこそこ時間がかかる。ここを往復しているトンネルランナー?が結構いた。

ホテルに着いたのはすっかり遅くなって22:30。明日のブルベに響かなければいいが。
不整脈を調べてみると、疲労とストレスで出ることがあるらしい。
この程度の疲労感はよくあることだが、落車の怪我や自転車トラブルで体はかなりストレスを受けているのかもしれない。

■3/9
走行距離: 182km
累積: 1468km



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