2012/03/12

2012福岡_07: はじめての山陰

3/7
京都府舞鶴から鳥取の西端、皆生温泉へ。

まずは天橋立まで。昨日の若狭街道とは異なり、車通りが減って走りやすい。トンネルの幅も若干広いようだ。
そしてミニストップはある。最高。ただこの後天橋立からは九州に入るまでミニストップはあまり見ない。生息範囲が謎だ。
イートインあれば何でもいいんだけどね。

1時間ほどで30kmの天橋立到着。だいぶ速度も出るようになってきたぞ。これなら今日の予定236kmも案外早く到着できるかもしれない。が、天橋立渡るのに30分で結局いつもの20km/hペース。

自転車で渡れるのかどうかわからなかったのでちょっと眺めて素通りの予定ルート。対岸まで問題なく走れるみたい。
距離は3km弱と歩くには少し長いからか、入り口付近の土産屋にはレンタサイクルがずらり。対岸で乗り捨て可能なものも。
タンカー通過中で回転している橋が繋がるのを待って松並木へ。地面はダートで走りづらいがタラタラ進むので問題なし。カメラ持って来なかったのを後悔。今回の旅行中はスマホで撮ってこのblogに載せようと思ってたらアップロードが上手くいかないの。

対岸からは海岸線をぐるっとまわってもとの場所。ケーブルカーで高所に行って上から天橋立を眺めることも出来るようだ。
そんなに時間あるわけでなくスルー。またいつか妻とでもくればいいや。ワイナリーとか海鮮丼とか惹かれるものも素通り。丹後半島はまわらず、突っ切って西へ。

ようこそ京丹後市への看板を見て、さっきから横を走っている電車はタンゴ鉄道だったのではないかと気付く。
ダンゴ鉄道ってなんでだろう。車両は団子デザインでないし、どんな由来があるのか妄想して楽しんでいたのに。
ここ京丹後で看板がローソンのガソリンスタンドを見てびっくり。そういやローソンって別の店が中に入ってることあるし、どこかと提携してるんだろか。
あと驚いたのは雪の多さ。道路を除雪して積み上げられた雪が歩道や交差点の角に山盛り。鳥取までずっと。こういう光景って関東じゃ見ない。

兵庫に入って自転車の倍の高さにまで積み上げられた雪の写真を撮り、走り出したらリアディレイラーからガタガタガタとけたたましい音。どうやらフリーが機能していないようで脚を止めてもホイールと一緒にまわってしまい、クランクが停止しているので上側チェーンは弛んでチェーンステイに打ち付けられ、下側はRDが伸びきった状態になったところでようやくフリー回転、RDがもとの位置にガシャコンと戻るの繰り返し。何か詰まったのかと慌てて停車。

手でフリーを回すと問題なく回る。リアを持ち上げてホイールを空転させても大丈夫。
でも乗ってスピードを出し始めるとダメなようだ。何だろう。ホイール外してチェック。

フリーやスプロケはおかしくない。ただ車軸を回しているとハブシェルに対して一定位置でかなり抵抗を感じることがある。そしてこの場所でフリーもつられて回ってしまう。
状況から考えると、軸がボディーに対して斜めになってる、ベアリングがずれたか軸が歪んでいるように思う。ばらして確認したいがハブ用のレンチは流石に持ち歩いてはおらずどうしようもない。

脚を止めても進むことは進むが、RDが凄い勢いで規定動作外の位置まで伸縮を繰り返してるのでそのうち壊れるだろうし、ステイ上部チェーンの弛みはコネクティングピンのロックを外すかもしれない。弛んだチェーンがスポークに巻き込んだら大惨事で、フリーが完全に回転しなくなったらRD、あるいはハンガーがもげる。
とにかくこれは危険なのでピストのように脚を回し続けなければならない。まあピストでブルベ走ったことあるし、それだと思えばいけるだろう。福岡に着いたらブルベ参加者に工具を借りて調べるか。

天橋立観光と、想定外のトラブルで遅くなってしまった。
急がないとホテルチェックインに間に合わなくなるかも。しかし内陸部を突っ切って走る予定ルートはことごとく自動車専用道。
海岸線の起伏あるウネウネ道を走らないといけない。が、この自動車専用バイパスがあるため、ただでさえ少ない車通りはこの迂回ルート部分では殆ど無し。非常に快適サイクリング。海岸線で眺めもいいし。80kmくらいコンビニ無しだったけど。

鳥取に入った。市街は栄えていて久々のコンビニ。ここから西ではポプラというコンビニをよく見かけるようになる。
Edyが使えるかどうかわからず最初は避けていたがどの店舗も使えるし、ご飯は後から店で盛る「ポプ弁」なるパッケージも面白い。カレーのルーだけが容器に入っていたりとかなり異様な光景だが、こちらの人はこれが普通なのだろうか。

交通量が多い栄えた鳥取市街を抜けるとまたしばらくなにもない道が続く。なんとなく北海道を思い出した。
日が暮れる頃、最近犬CMで有名な羽合を通過。ハワイリゾートガーデンなんてあり、ちょっと鳥取調子に乗りすぎではないかと思う。

疲れてくるとピストごっこが嫌になってきて、もう自転車壊れてもいいやと脚を止める。
が幹線道路で大型がそこそこ通り、事故ると危ないので速度の出る下りは全力で回す。ホテル到着は22時少し前、ウェルカムドリンクでワイン貰えるのは21時までだってさ、ちぇっ。

皆生温泉街から少し外れた位置にあるこのホテルウェルネスは、温泉宿というよりは健康ランド。(お湯はもちろん温泉)
ただ宿泊しない客の利用は22時までで、それ以降は宿泊者のみとなるので遅く到着した私には全く普通のホテル。自転車の盗難を心配して、ロビードアの内側に入れさせてくれて満足。

■3/7
走行距離: 255km
累積: 1012km



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