2013/03/15

2012パラダイス_17: まとめ、装備や怪我など

○2012/8/3~8/27
  宇都宮山岳ブルベ&北海道パラダイスウィーク(居残り)&マウンテンサイクリングin乗鞍岳
サイクリングのまとめです。

■全ルート


  こうやって眺めると、次は南側をぐるっと5000km走りたくなりますよね?よね?
で、翌月に群馬-宇都宮-福岡ブルベを予定していたのですが、今回の疲労蓄積&脚のダメージによりあっという間に挫折となりました。


  25日で4769km。(最後の輪行日は除く)
宇都宮からの帰宅時に2日。帰りの東北で1日走れず。その他北海道でのジンギスカン参加などフルに走っていない日もあるため、1日200km強のペースでしょうか。
  このくらいの速度ならずっと続けられると思っていましたが、暑さにやられた時はキツかったです。

  あとはやはり1週間に1日くらい休養日をとるとかなり違います。
例えば1800km/週のペースで走るとしたら、260km/日で走り続けるのではなく、300km/日で6日走って1日完全休養のほうが私には楽に感じると思います。

■標高図


  累積標高は30640m。(草津からバスで戻ったところは直線で結ばれています)
山岳といえるのは最初2日と乗鞍くらい。丁度真ん中が知床峠でその後帯広の手前、摩周湖-阿寒湖あたりにアップダウン。標高/距離を考えると全体的には超平坦コースです。

■持ち物
  今回は調子が良ければ速く走るつもりでパニアバッグは用いずにTOPEAKのDynaPackDXを使用しました。
  久々にリアキャリアから大型サドルバッグに変更したため走り始めはダンシングで後ろが振られる感じ(これはすぐ慣れましたが)。安定感でいったらリアキャリアのほうが数段上です。
  期待していた空気抵抗減は(実際はかなりあるのですが)今回速度域が低かったためあまり恩恵を受けず、これだったらキャリアでよかった気もします。


○パンク修理セットに関しては普段と全く同じです。
・ツール缶の中身(換えチューブ2本、パッチ、タイヤブート、ブレーキシュー、工具、ワイヤーロック、チェーンのリンク)
  チューブがバーストして使い物にならなくなるとは非常に稀なので、距離が伸びたからといって国内サイクリングで予備チューブを増やすことはありません。使ったら自転車屋見つけて買えばいいし。
  普段はタイヤブート(タイヤが切れた時に貼り付けるテープ)も持っているんですが、宇都宮から一旦戻った際に置いてきてしまいました。で、北海道でタイヤカット。プラスチックと厚紙とビニールテープでその後ずっと持ったので、まあ専用のものが無くてもなんとかなります。

○ロング用の荷物として、
・タイラップとテープと携帯ハサミ
  これはトラブルの時に何かと便利です。

○薬関係もいつもと同じ
・風邪薬、鼻炎薬、テラマイシン軟膏、痛み止め、消炎剤、キズパワーパッド、ホワイトテープ、アキレス腱サポーター
・ビタミン剤、鉄タブレット、カフェイン錠
  今回(面倒なので)シャモアクリームは使っていません。

○電池
・エネループ8本 (GPSとライトで4本使用、4本ストック)
・モバイルバッテリー

○服
・レインウェア上下
・薄手のレインシューズカバー
・指切りグローブ、長指薄手グローブ
・防風長袖インナー、半袖インナー
・半袖ジャージ2枚
・レーパン(短ビブ)2枚
・パッド無し長タイツ
  東北の時より少なめです。
アームウォーマーは腕が細すぎで合うものが無いので、面倒だけど寒かったら長袖インナーを着ています。レッグウォーマーもあまり好きではなくて上からタイツを。
  今回新調したAssosのLL.607パッド無しビブタイツが、コンパクト&軽量で北海道での気温にも合っており大活躍でした。寒い時は上からカッパを着て走ります。

○輪行袋
・Pandani輪行袋
  これは輪行目的ではなく、ホテル室内に自転車を持ち込むため。
後輪を外さないタイプで前輪はホイールカバーで別収納というのは、輪行では使いづらいでしょうが部屋持ち込みには重宝します。
  車体と前輪がわかれて荷物が増えるのもフロントに置いといて2回にわけて運べばいいだけで、無理にまとめる手間がないぶん非常に楽です。


■痛めた部分
・オシリ:2日目の宇都宮で謎のタダレ。がこれは直ぐに回復し、その後は問題なし。
・右膝裏側:東北1700で痛めた部分がまだ直っておらず常に痛い状態。が酷く悪化もしないのでもう諦めて漕いでた。
・手のひら:北海道最終日、夜間の荒れた道で若干マメになるが痛みは無し。
・小指の付け根
  今回最も失敗したのがコレです。
買ったばかりのBONTシューズで出発してしまったことにより、1日100kmを超えたあたりから小指外側の骨に痛み。熱成型できるから途中でドライヤーで調整すればいいと考えてのことですが、木靴のようなシューズ外周部が私の骨の出っ張りとどうしても合わず、そこの部分だけ布を詰めたりいろいろ試すも全くダメ。
  コンビニの度に靴を脱ぎ、下り坂ではペダルを止めると路面の振動でめちゃ痛むので親指側に力を込め、とにかく毎日ヒーヒー言いながら走ってました。骨の辺りは赤く腫れあがってしまい、その後自転車に乗らなくなって数ヶ月なかなか腫れは引きませんでした。
  100kmまでは最高なんですが、一体この靴どうしたもんか。


  パラダイス日記もこれで終了です。

走る-食う-走る-寝る

  そんなシンプル過ぎる生活で世間から逃避できて最高です。何週間か続けているうちに、なんだかずっと昔からこんな暮らしをしていたんじゃないか、そんな気がしてくるのです。



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