2016/06/11

2016GW その9: 北海道上陸

■5/3
  道端で少し寝たのだろうか?ガードレールの土台に座ってボーっといていただけで眠ってはいなかった気がする。日が出てきて暖かくなってきたら少し元気になってきた。

  ブルベは完走に対する強い思いは無い。昔はあったのだけれど、いつからか完走することが目標では無くなってしまった。今回の岡山1200とBAJも後に響きそうな体の故障が発生したら直ぐに辞めるつもりだった。頻尿は問題だが帰宅して暫くすれば治る気がする。あとは北海道までダラダラと走ってゴールすることに意味があるのか。
  そんなことやるだけ無駄だ、2時間前に青森から新幹線帰宅を考えた時はそう思った。でもなんだか悔しい気がする。日本初開催の1200km超のブルベ、残るのはDNFという記録。ブルベの記録には拘らないと言っていてもそれはちょっとヤだなと思う。まあ多分しょうもない見栄なんだろう。

  最も安くゴールして帰る方法を考える。この日着く予定だった岩内のホテルにはドロップバッグを送ってある、これを受け取らねば寒い北海道を走る防寒着が無い。ホテルを調べると当日キャンセル無料、翌日は空き部屋あり。急いでキャンセルして翌日を予約、荷物を送ったが予定が狂って宿泊日を変更した旨を伝えた。
  ゴール後の稚内の宿は残念ながらキャンセル料発生。苫小牧から八戸のフェリーは、ゴールした後に稚内から苫小牧まで電車に乗ればタイムスケジュール復帰できそうだ。予定より1日半遅れてゴールできる。

  宿の再予約をしている間に泉さんがやってきた。予定のホテルに泊まれなくなってしまったため計画の練り直しをしてると伝えた。かなり疲れた顔をしていたが走り去っていく、そんな泉さんも予定の宿に間に合わず大変な思いをしたらしい。間に合わないから1日遅らそうってしちゃうのがヘッポコだよな、私。

  宿には明日の夜、2日で300km走ればいい。
早朝の寒さは完全に消え去り気温がグングン上がっていく。コンビニで休みまくりながら青森港へ向かう。時間は十分にあるわけで途中しっかりと寝ようと立ち寄り温泉に寄ってみたが寝れそうなところは無くてスルー。大館市のマンガ喫茶も防犯的にちょっとヤな感じがしたので公園で寝た。弘前のコンビニで休んでいる所を伊藤さんが叫びながら通過。追いかけようとするも追いつかず、青森の健康ランドで少し寝た。

  23:30のフェリーに乗れるように23:00に港に向かう。窓口には5人ほど並んでいた。
  私の番が来て23:30のフェリーに乗りたいと告げると自転車はもう積み込み始めたからダメだと言われた。時刻は23:10、20分前だから大丈夫なんじゃないの?それに10分前からここに並んでたのに。
  次の便でいいですというと予約するならと隣の窓口に案内される。隣の窓口!隣の窓口にも人いるんじゃん、ギリギリまで大丈夫な歩きの乗客が5人並んでてさ、順番入れ替えてとは言わないけど隣にも窓口あるんじゃん。もうちょっと融通効かせられないものかしら。

  ま、別に急いでないからいいけどね。夜中に函館に到着して雨の中走るのは寒いだろうし。


2階の待合室で仮眠

○5/3
走行距離:124km
睡眠場所:あおもり健康ランド、青函フェリー(青森-函館)





■5/4

函館到着


嬉しいことに丁度雨が止んでいる


北海道っぽいものを買う

  函館から20km、北斗を抜けた登りで雨が降り始める。


桜もこれで終わりか

  海岸線は暫く雨、長万部に着くころには雨は上がった。久々のコンビニにトイレダッシュすると10人くらい並んでて断念。


セイコーマートといえばメロンアイス


アスパラガス発祥の地って何?

  ホテルに着いた途端に雨がまたしっかり降ってきた。ギリギリセーフ。
これで予定より1日遅れ、あと半日遅れても電車に間に合うわけで、今日はしっかり寝よう。


久々の発泡酒

  ドロップバッグで防風の長指グローブを手に入れた。これでやっとボロボロのグローブとオサラバできる。


コイツ

○5/4
走行距離:1694km
睡眠場所:ホテルいのう(自転車室内持ち込み可)

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