2016/06/11

2016GW その10: 降ったり止んだり北海道

■5/5
  ゆっくり寝て7:30に出発。菅田さんもここ岩内に泊まったようだ、もう先に進んでいるだろうか。直ぐ北の山にはまだ雪がしっかり積もっている。寒いわけだ。


天気は良さそう

  朝食は定番のコンビニオニギリ。日本コンビニ巡りの旅だからね。でもちょっと珍しいものをチョイス。


少なくともザンギは本州で見た事無い

  倶知安から与一までの下りでいきなり降ってきた。幸いにもびしょ濡れになる前にきのこ王国に辿り着く。テレッテテレッテ


きのこ汁ときのこご飯

  寒い、あまりに寒い。気温はそこまで低くはないがやはり雨が降ると体感気温はグッと下がる。特にここ下りだし。
  ここまでで寒さへの弱さは嫌というほど思い知った。岡山1200にしても、秋田にしても、心が折れるのはいつも寒い時だ。売店でコンビニ袋を入手し、完全装備に。


これで2時間は濡れない

  が、与一まで下るとあれだけ降っていた雨はパタっと止む。というか路面も濡れてないし、降った形跡すらない。小樽まで行く頃には日がガンガン照ってきて暑い。気温は22℃を超えた。


しっかり装備した時に限ってなんでこんな…

  コンビニ袋は雨を通さないが汗も通さないため、降ってないのに靴の中は湿ってきている。防寒具や雨具を全部抜いて温まる。
  この辺りでモタモタしてると後ろから水野さんが着た。岡山1200を完走しているもう一人だ。他にも両方エントリーした人は富岡さん、Peterさんが居たが、DNSとDNFで残っているのは2人。ここまで来たらもう完走は問題無いだろう。

  留萌までのアップダウンでまた降ってくる。体を冷やしてまた走れなくなるのも困るのでこまめにカッパを着脱。


降ったり止んだりが一番面倒

  留萌コンビニで水野さんと再び。大きな睡眠をとらずずっと走ってきたようで流石に眠そうだ。そろそろ日暮れ、この先気温が落ちていく中稚内を目指すのだろうか。とりあえず私は目指そう。
  この先のコンビニはセイコーマート。このPCを通過したらもう稚内まで補給ポイントは無い可能性が高い。


2斤行く

  走り出してみるとパンの消費が推定より早い。ローソンに寄り


もう一斤追加

  また雨が降ってきた。雨雲レーダーを見ると雨雲無し、局所的な雨だろうか。バス停でやり過ごすことにする。


積まれたゴミと銀マット

  流石北海道のバス停、銀マットがあるのか。さらに隣には寝袋まである。今晩はここで寝るのがいいかもしれない。
  しかしこの無造作に置かれた寝袋、中になにか入っているようなふくらみが。大きさから言って人間ではないだろう、だとしてもせいぜい生首くらいのサイズで…あー雨止んだみたいだし出るかー。


セイコーマート

  手塩のセイコーマートはやはり閉まっていた。食パン追加購入しておいてよかった。
  暗闇の中ひたすらまっすぐなオロロンラインを走る。向かい風が冷たい。気温はさっきからずっと5℃だが、体感的にはどんどん冷えてきている感じがする。

  夜が明けてからのゴールでも電車には十分間に合う。立派なトイレがあったのでここで寝るかと中を覗くと先客。
  松本さんの事は知っていたが渋いクロモリに乗ってるのは知らなかった。入口にあるこの細身のスチールは誰の自転車だろう。予定より遅れたといってもまだまだ速いタイム、このくらいで走る人はレーシーなフレームを好む人が多いのだが。

  トイレの床に並んで寝るのもアレだったので、次のトイレを目指す。うーんこっちはさっきと比べてかなり小さい、ちょっと敗北感。

○5/5
走行距離:344km
睡眠場所:オロロンライントイレ

0 件のコメント:

コメントを投稿