2016/06/06

2016GW その2: 流石1200の規模感、岡山1200スタート

■4/22 新幹線で岡山に移動
  コンビニでビールを買って駅前のホテルで暫く味わえなくなるアルコールを楽しむ。翌日の脱水のことを考えたら飲まないほうがいいのだけどね。

○4/22
走行距離:19km
睡眠場所:岡山 ビジネスインセントラル(室内自転車持ち込み可)


■4/23 岡山1200
  朝2時に起きて早島まで移動。スタート地点でブルベカードとお菓子を渡され、ブリーフィングが行われる市役所建物内へ。
  前日受付が殆どで当日受付は少なかったみたい。皆どこに泊まったのだろうか。


岡山ラミネートの紙を牛監督(ミニ)と一緒にサドルバッグに括り付ける。

  フレームバッジといい、なんかこういうのがあると大会出てる感がアップ。

  通常ブルベといったら200,300,400,600のBRMがほとんどだ。これと1000kmがACP管轄のブルベ、1200km以上は世界組織のRMへと管轄が移される。でまあ、多分そんな決まりは無いのだろうけど、1200超ブルベは国外参加者のことも考えた運営、PCでの仮眠所などが用意されることが多い。この岡山もそれに違わず


なんだこれ、これブルベのブリーフィングか?

  海外からの参加者は室外で稲垣さんやマヤさん、森脇さんなどによって英語でのブリーフィングが行われた模様。

  春先から同じくZwiftのローラーブルベでこの1200に備えてきた水口さん、その他知り合いの方々に挨拶してスタート。私は第1ウェーブの4時。関東圏のブルベだと時間少し前に「サイン受けた人から出ていいよー」なんてのがあるけど、今回は4時を回ってから全員同時にスタートだった。

  特に飛び出したつもりもなかったがスタートから100m程の右折までで単独走になり、ここからこの日はずっと一人旅。
  市街地を抜け、瀬戸大橋までの登り。倉敷の夜景が綺麗だったが携帯のカメラじゃ綺麗に撮れないし、夜明けの空気の中を登るのが気持ちよくそのまま走り続ける。下りでは部活でランニング中の中高生?の集団から「おはようございまーす」と元気な挨拶。

  さて距離を見るとこの辺が最初の通過チェック、シークレット1だったはずだけど…誰もいないしこの先かな?減速して辺りを見回した後、進もうとすると前から車が。「ズッチャここ!ここ!」マヤさんと森脇さんだ。駐車場に車を止めてブルベカードに通過チェック。第3ウェーブのスタートを見てから出発したみたい、危なかったー。

  その後は間違えて商店街の中に入ってしまったり、この先海まで直進してしまったり、ちょっとしたミスコースはあったけどまあ順調。この岡山のコース、思ってたより信号が少なくて走りやすいかも。
  「牛窓」という牛地名に入ると「日本のエーゲ海」の看板が。ああ、ハイハイ日本の○○ね。でも激坂を登らされた上にあるPC1から見た瀬戸内海は綺麗だったな。


PC1の写真はスタッフの皆さん

  豪華スタッフのほうが日本のエーゲ海より貴重だよね。
  PC1到着は丁度8時、焼きたてのパンをオリーブオイルで頂く。ここまで110kmだからかなりいいペースかも。4月頭は走り過ぎで脚回らなくなっちゃって、ここ2週間休んでたのがいい方向に動いたかな。やっぱ必要なのは休養か。
  激坂下りでなんか車体が振れて変だなあと止まって確認するとサドルバッグのバックルが片側外れてブランブランしてた、危ない。その後はそんなこと無かったからしっかり止まってなかったんだろう、このアピデュラバッグは使用2回目、もっと使い慣れたバッグで来るべきだったかもしれない。

  瀬戸内海を後にして北上、備前を抜けて内陸部へ。若干のアップダウンはあるものの走りやすいなー。


お昼通過のPC2は食パン部

  GWが始まる前、EijiさんがBAJは食費がかかるから食パンで走る練習をするとかわけのわからない事を言い出していた。
  で、マネして食パン買ってみると、確かにこれ安くてカロリーあっていいんだよね。潰して腹に入れるのも重く無くていいし。そのうちパサパサしてくるトコが難点だけど、まあドリンクで流し込めば問題ないでしょ、ああ豊かな食生活。

  食パンが効いたのか、この先の戸倉峠登りで大失速。眠くなってくるし、タレて全然登れないし、溜まらずカフェイン投入。ちょっと休憩後は復活して下りへ。鳥取に着くころには小雨が降り始めてきた。しかも向かい風…

  ルートは9号をずっと走るのではなく所々外れて細い小道を通る設定。トンネル迂回ルートな模様。サイクリングの時にコース参考にしたいなとか考えながらPC3、それから有人のPC4へ。ここには森脇さん。
  このPCは民家のガレージとビニールハウスを提供してくださっているようで、マットが敷かれ仮眠も出来るようになっていた。とはいえまだ18時、寝るには早過ぎる。豚汁とパンを頂き森脇さんや家の方と話をしてダラダラ。写真が無いのは、ちょうど携帯の電池切れちゃったから。ここからはバッグの中に入れてモバイルバッテリーで充電。

  ここまでペースが落ちてる感が無い、AJ Zwiftでローラー漕ぎまくった成果かな。森脇さんの話によると後ろは上保さんと三船さんで2時間差くらい、どうも上保さんが速いみたい。
  1200kmを寝ずに走るつもりは無いのでどこかで寝てる時に抜かれるはず、出来れば倉敷783kmまで行きたいところ。この調子だと行けるんじゃないの?

  30分ほど休んで出発、日が沈み暗くなってきた中、人形峠への登りでここまで小降りだった雨が激しく。
  登りで体が暖まっていたためそのまま走り続けてしまったのがマズかった。もうこれ何回やってるんだ、ホント馬鹿。体が冷えてしまった全く走れない状態に。それに暗くなってきて眠気も出てきた。さっきまでの威勢はどこに、でボロボロになりながらシークレット2へ。


大きな会議用の建物がコントロール

  自転車ラックは建物内に用意され、ここで牛乳やパン、焼きおにぎりを頂く。
濡れたジャージを脱いで全着替え。といってもレーパンは湿ったままだが。このコントロール(シークレット)にも3,4人の方が待機していて本当に皆の協力の元に成り立ってるんだなあと実感する。かなり疲れていたのでマットの上に敷いたビニールシートの上で1時間ほどゴロゴロする。しっかり寝るほど眠くはなくて寝てはいない、雨で濡れたことよりこれが大失敗だった。休むなら1時間しっかり寝るべきだった。

  この先のアップダウンは本当にキツかった。寒くて、疲れていて。それでも眠い中走るのはヤなので道端で仮眠するのだけれど、寒さでロクに寝れない。屋内を後にしたのを直ぐに後悔した。
  下りきった後に続くアップダウン、それから結構な斜度の登り。暖かい昼だったら楽しく走れたのかもしれないが、もう疲れた、どこかで温まりたい。大山の登りは何度か足をついて止まった。なんたる屈辱、下りのPCに辿り着けば…

  シークレット3は「みるくの里」建物内で温まれるのを期待して辿り着けばそこは駐車場だった。
  ここにも4,5人、この辺りのサイクリング協会の方らしい、が待機してくれていてコーヒーを頂き、自転車のことを暫く話す。コーヒーで多少温まれたが、寝れる場所じゃないね。次のPCのコンビニまでは下り?そこまで我慢して一気に行くしかない。コンビニに着いたらカイロでも買おうかしら。

  一気に下ってPC5ローソン。平地に下りたら今度は眠気がドッと押し寄せてきた。
  この次シークレット4では抹茶を入れてくれるってさっき言ってたなあ。でもそのシークレット4、名称は「さくら公園」とある、その先のシークレット5は「十六島風車公園」寝ようと思ったらPC7、678kmまで走らないといけない。あと180km、この眠さで走れるだろうか。
明るくなってくればなんとかなる。しかし今は午前2時、夜明けまでのキツい時間を冷えた体で走り続けるのは無理だろう。

  ウンザリしつつ米子市街へ。
ホテルが立ち並ぶ市街地を通過するわけなんですよ。


はい、敗北決定。

○4/23
走行距離:509km
睡眠場所:米子 アルファーワン(室内自転車持ち込み可)



1 件のコメント:

  1. マッシャー2017年2月13日 6:12

    お久しぶりです。mixiのマッシャーです。岡山ブルベにも参加されたんですね。
    お疲れさまでした。

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