2014/08/29

SR2400_07:選ばれざる者たち

  しらびその登りは一部ダート区間があった。
雨で濡れるとゴムが切れやすくなるためパンクが心配。今回はいつも信頼のGP4000Sではなく、色が赤でカッコイイからという理由だけでPRO4で来ちゃったからな。

  空腹と戦いながら頂上を目指すうちに雨は上がる。

○PC3 しらびそ峠 8/11 16:40

  止んでも真っ白で下界は見えないんだけどね。

  とにかく食い物を。頂上にはレストランがあったはず。しかし営業は15時半までだと…

  売店は18時まで開いててセーフ。
日帰り入浴もあるためボロ雑巾状態だったらここで温まるのも手かも。

  「み・みせがなく・て…」息絶え絶えにパンを掴んでレジへ。座ってゆっくり食べてとオバチャン。

  余りに死にそうに見えたのか、貪り食う横にオバチャンが現れりんごサイダーを置いていった。
「え?お金は?」「いいよ」

  カロリー摂取で復活した後はオバチャンと話す。
りんごサイダーありがとう、次は泊まりに来ます。と伝え暗くなる前に下山。本当に10月に泊まる予定があったんだけど、満室で下栗の里になっちゃいました。

  その下栗の里までの下りはタイトなカーブの連続。
しかも民家へと続く行き止まりの道と本線がわかりづらい。

  こちら側は降っていなかったのが路面が濡れていなくて助かったが、前日の台風の影響で葉っぱが散乱していて酷い状況だった。慎重にゆっくりと下る。

  ハイランドしらびそで皆のツイートを見て「乗鞍スカイラインは雨量による通行止めから法面決壊で通行止めに変更」になったことを知る。今日はそれほど降っていないから大丈夫だと思っていたのに。

  同じく3連戦のタカトリは前日通れず。「悔やむことはない、天に選ばれなかっただけだ」とさも自分が選ばれた存在であるかのようなコメントを残したが、まさか私も選ばれた者では無いと?
  気になってスマホで情報を確認しながら(もちろん停車してね)走る。乗鞍の通行止め情報はWEBでの情報公開が全くなされていなくて、個人Blogだけが頼りという状態。道が崩れているならもうダメだろう。まさかこんな形で3連戦が達成できないだなんて…

○PC4 阿南町役場 8/11 19:35

  ダラダラ走ってもう日が暮れてしまった。乗鞍のことを調べるにしてもホテルまで走ってからにすればよかった。雨はたまにパラつく程度で気温はそれほど低くなかったため、カッパを脱いでサドルバッグのレインカバー下に突っ込んでいる。

  下栗の里からここまではそれなりに道も広くなるのに補給ポイントは全く無し。パンを余分に買っておかず「なにまた同じ過ちをしているんだ」と後悔する。が、公衆トイレや自販機などはあるし、そもそも頑張って走っていないのでしらびそのような大変なハラヘリにはならなかった。

  そして遂に、120kmぶりくらいのコンビニ。
こんなに長くコンビニが無いのって北海道を走ったときぶりじゃないだろうか。

  SR600Fujiももちろん補給困難ポイントはある。ただこのNihonAlpsはありそうな道路なのに何もない、というのが恐ろしい。(東さん談)

  アルクマのおもてなし。

  飯田までは下り基調で30km弱。1時間もあれば着けるだろう。40分ほど滞在しパスタやオニギリを腹に詰め込んだ。
  この日から先、ホテル1時間ほど前で夕食をしっかり食いその後は流して走ることにしている。お腹が一杯だと胃が働いていて全力睡眠に支障がでるかもしれないと考えたからだ。結果これは大成功だったと思う。

□ホテル着 8/11 21:30
  ホテルというより民宿。
乗鞍が通行止めとなるとどうすればいいんだろう。今回の目標はSR600を3連続で走る他に、全体で2400km,獲得標高4万のコースを200時間で走るというものがあった。この為に用意してきたルートが乗鞍不通過により獲得標高が足りなくなる恐れがある。迂回した場合の標高差はどれだけなんだろうか。

  そうか、スカイラインがダメならエコーラインから登ればいいんだ。そもそも明日は時間的余裕がかなりあったはず。安房峠を超えたあとに逆から乗鞍に登れば獲得標高は確実に上回るし、誰がどう見てもこれは完走してるようなものだ。「天が俺を認めぬのなら、認定など要らぬ!」

  となると明日は3時には出発しないといけないな。
窓の外からトランペットの音が聞こえていたが、気になることも無くすぐに眠りについた。

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