2012/01/30

PBP2011 Stage22_4:川沿い景色を眺めながら

  オッフェン峠を下って川沿いに出たあとは、なだらかな登りを30kmほど走ってホテルまで。


  西に見えるのは明日越える予定の峠です。なんて名前か知らないけど多分2000mは超えてるはず。


  さっきも通ったこの道、交通量は少なく眺めも良くって快適でした。
途中トンネルがあるためか、一部分に「歩行者通行禁止」標識がありました。自転車は問題ないみたい。歩行者だけダメってのは日本じゃあまり無いパターンですよね。


  昨日の日記でも書いたようにここの標高は1700m。
気温は20℃台前半でしょうか、自転車で走るには丁度いい気温です。日本は猛暑で皆ダレてるだろうなあ。


  東側には雪が積もった峠がいくつも。
イタリアに行くにはあの峠を越えていかねばなりません。


  一両だけの電車が通過。整備用の車両かしら。


  時間はまだあるので、車道をはずれて川の周りにある小道に入ってみます。


  池に映る空が綺麗です。


  向こうの山々も。


  もう一枚。水鳥がバシャバシャやってました。


  そのまま主要道路を外れて一本西にある小高い道を走ります。
下に見えるのはサンモリッツ(St. Moritz)の町。レーティッシュ鉄道の駅があり、観光で有名な都市のようです。

  日本の箱根登山鉄道と姉妹鉄道提携していて、「箱根登山鉄道」って漢字で書かれた車両が走ってるとのこと。


  日が落ちてきてサンモリッツも山の影に完全に入ってしまいました。
向こうの山は中腹部分にだけ日が当っています。


  本日の宿泊地、シルヴァプラーナ(Silvaplana)は池のほとりの町。


  ホテル到着っと。
支配人ぽい男性はハゲでガタイが良く、スーツをビシっとキメたダンディーです。

  今日明日はこのホテルに宿泊。PBPでの宿泊ホテル以外で初の連泊です。


  シングルルームのベッドはやっぱりシングルなのね。


  ホテルレストランはちゃんとしたレストランな感じ。
他のお客さんもカジュアルな格好だし、このくらいだったら写真撮って大丈夫かな。


  メニューはドイツ語でしたがダンディーが丁寧に英語で説明してくれます。
いつも頼まない前菜から頼んでみよう。


  そしてメイン。


  もう一つメイン。
飲み物は白ワイン1本と赤ワイン1リットルデキャンタ。
しめて136スイスフラン。そろそろ旅も終わりが見え始め、バブリーな気分になっています。


  部屋に戻るときにダンディー支配人に「水飲むかい?」とミネラルウォーターを渡されました。
そんなに酔っ払ってヤバそうな顔してたのかしら…


  北へ向かった後にイタリアのリヴィーニョを通ってぐるっと周回予定。
自転車通行禁止で重複部分が多くなってしまいました。この往復した部分は明日も走るんだよね。


  急遽登ることになったオッフェン峠は途中一旦大きな下りが入っています。
高木で視界が悪く、今回の2000m超峠の中で一番ガッカリ峠でした、逆側は綺麗なのかな。

■ホテル: HOTEL CONRAD
宿泊費 75スイスフラン(ビュッフェ朝食込み、連泊のため少し割引)
夕食 136スイスフラン

■9/02, Stage-22 フィリスール -(アルブラ峠)-(オッフェン峠で引き返し)- シルヴァプラーナ
走行距離 135km
累積標高 2958m

■ここまでの累積: 距離 3815km, 標高 43698m



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