オーバーアルプ峠を越えたマッターホルン・ゴッタルド鉄道はその後ディセンティス/ミュンスター(Disentis/Muster)の町でレーティッシュ鉄道に接続しています。次はこの鉄道沿いに走ります。
幹線道路は走りづらかったですが、トゥージス(Thusis)の町から次の峠に向かう道へと曲がったところから車通りも減って快適になってきました。
今渡っている橋のすぐ横に鉄道の橋、その奥には小さな道があり、もう一つ橋がかかっています。
丁度電車が橋を通りかかりました。
奥の橋を渡っていたら橋を渡る電車がバッチリのタイミングで撮れたのになー。あー残念。
なんだか鉄道写真旅行な気分になってきてます。普段鉄分は無いのですけれど。
オーバーアルプ峠の後は峠という峠も無くて拍子抜けだったこのコース。
時間は十分にあったのだからもっと写真撮ればよかったな。
スイスの牛さんもカメラを構えて声をかけると寄って来ます。
頭が特徴的です。ボコっと盛り上がっていてフサフサと素敵な髪型をしています。
ちょっと上品な感じですね。カウベルが可愛い。
動物のオブジェといったらやっぱり牛。
これはふざけてるの?
最後はダラダラと走って20時過ぎにホテルに着きました。
これなら最初の予定通りもう一つ峠を越えれたなあ。Bikemap.netの累積標高にビビって峠手前で宿泊にしちゃったんです、勿体無い。
ま、もうちょっと走ってもいいかなくらいで終えるのが丁度いい分量かもしれません。
サンプル数が少ないけど、やっぱりスイスのホテルは同クラスのフランスホテルと比べるとベッドが狭いと思います。
木のぬくもりがあって雰囲気はいいです。
早く着いたのでレストランで食事できます。こちらも木のホテルーって感じ。
まずはここ、フィリスール(Filisur)のビールを。
このステーキは絶品でした。今回の旅行で食べた肉の中で一番美味しかったです。
地元のビールを3種類くらい飲んだのかな。
デザートメニューはなんかの生地をゴロゴロするヤツ?に巻かれています。
このホテルのレストラン、ウェイトレスの女性が凄い親切で(とても可愛いのもあって)好印象。
例えばこの上のデザートメニュー、デザートを頼んだ後に下げられそうになったので、メニューを置いといて貰えないか拙い英語で伝えようとします。
「モゴモゴ」と言葉を発しようとしてる間に「ああ、写真撮りたいのね、置いとくわね」と、何故わかったんだって気の利きっぷり。
デザートはイチゴアイスを食べました。
山岳鉄道が売りのようで、テーブルには模型が並べられています。
食事後部屋に戻るときにこのテーブルの写真を撮っていたら、店の女性がささっとやってきて、置いてある皿をどかしてくれました。素敵すぎます。
一流レストラン(って行った事無いけど)のサービスじゃなくて、なにかこのホテルに似合った気遣いの行き届いたサービスで、とっても嬉しくなりました。
あ、写真撮らせてもらえばよかったよ…
部屋にはレーティッシュ鉄道のパンフレットと時刻表。
日本語表記もありました。
結局峠は2つだけ。気負っていたわりにショボショボの結末。
オーバーアルプ峠山頂では間に合うか焦ったものの、後半は全然山岳コースじゃありません。
Bikemap.netの累積標高はトンネル(スステン峠)の上を越えて加算されてしまってたのかな。5400m予定が実際は4000mとここまでのコースとそんなに変わらない累積標高でした。
■ホテル: HOTEL RESTAURANT SCHONTAL
宿泊費 62.5スイスフラン(ビュッフェ朝食込み)
夕食 57スイスフラン
■9/01, Stage-21 インナートキルヒェン -(スステン峠)-(オーバーアルプ峠)- フィリスール
走行距離 182km
累積標高 4067m
■ここまでの累積: 距離 3680km, 標高 40740m
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