2012/07/17

BRM715埼玉400km_2 山岳コースなので真面目に走っちゃう

○7/15
  朝2時半に起き、妻と会場まで10km。
途中でミニストップに寄るが前日食べまくったせいで食欲は無い。背中に補給食を詰めるだけでいいか。

  3時半にゆうパークおごせに到着して受付。辺りはまだ暗くて参加者に誰か知り合いがいるのかよくわからない。序盤の平坦区間は集団で楽しようかと思ったんだけどな。加藤さんあたりがいればよかったのに…(加藤さんはそこに居たのにサーカスの熊っぽい格好?だったので全く気がつかず)

  受付で会長に「カヤノ平何時に着くの?」と聞かれ「12時」と返答。今回のブルベはパニアバッグ等の言い訳も無いし、遅くても18時間以内にはゴールしたい。したいというか、その時間にゴールできないと眠くなってきて家まで帰るのが大変になる。

  普段タイムは全然気にしてないんだけど、今日は速く走るつもりなのでそれなりに意識。5月の静岡600で山岳区間でも25km/h程度は維持できたから今回も行けるんじゃないかなあ。目標は16時間。コースが400kmでなく409.5kmあるのがちょっと憎い。Ave25km/hだと16時間20分かかっちゃう。

  ブリーフィングが終わり、車検を3,4番目くらいに受けてスタート。
一人で走って誰かに追いつかれたら乗せてもらえばいいや。まだ夜明け前の道を35km/hくらいのペースで。

  スタートから2km足らずでいきなりサイコン(iBike)の調子が悪くなり、速度が0km/hのままに。
  機械自体は機能してるみたいだし、ブラケットに取り付けた時にオートパワーオンもされるようなのでスピードセンサ(有線)部分の断線かなあ?信号待ちでいろいろ試すも直らず。
今日は出力表示無しか。走ってる時は別にいいけど後からログみてニヤニヤできなくなって残念。

  高崎までの平坦区間は、都心と比べると比較にならないほど信号は少ないとはいえ、それでも静岡600kmよりは多いか。スタートから35km、児玉町のコンビニで反射ベストジャージの自転車乗りが止まっているのを発見し、手を振った。

  あれ、まてよ。私の前に走ってる人は居ないと思ってたのに1人いたのかな?でもこのペースで走ってる人が35kmで休憩するかなあ。6時スタートの参加者だとすると今からだと車でもスタート地点間に合わなさそうだし。もしかしたら参加者じゃなかったのかも。

  60km地点の高崎通過は5:52頃。3時51分に出発しているので実際の速度で30km/hをほんのちょっと下回ってるくらい。この高崎区間は信号待ちも多く、またここからはじわじわと登りが始まるためこのペース維持は出来なくなる。十分に時間は稼げたんだろうか。出力が分からないので調子がイマイチつかめない。
  榛名町付近では、2年前にここで黒澤さんやみのいちさんの集団に追いつかれた時のことを思い出しながら走った。

  時刻は7時。スタートからは89km。既に二度上峠までの登りが始まっており汗がドバドバ出る。
ジャージのポケットから補給食のゼリーを取り出そうとしたとき、背中(ジャージとアンダーの間)に入れていたウインドブレーカーが無くなっていることに気づいた。まさか落としたのか?走ってる最中に背中から落ちれば気づきそうなものなのに耄碌してるのか?
  サドルバッグには長袖防風インナーとレッグウォーマーが入っているが、手軽に着れるウインドブレーカーが無くなるのは痛い。若干の撥水効果もあるため、今日の怪しい天気で雨が降ったときの簡易雨具にするつもりだったのに。

  「80km~90km地点くらいでジップロックに入った黒いウインドブレーカー落としちゃった。」って呟いたらそれを見た親切な参加者(たけさん)が拾ってくれるかも、なんて期待するが、そもそも7時の時点で人のツイートなんて見ないだろう。引き返して見つからなかった場合のダメージも大きし、諦めて先へ。

  7時15分。ジャージのジッパーを全開にしようと手をかけると腹からブヨブヨした空気の感触。
あ、ウインドブレーカーここにあった。背中から腹側に動いてたのか。いやーよかったよかった、ってこれも普通気づくだろ、やっぱりボケてるなあと苦笑。


  二度上峠は頂上まで9km地点から100m間隔、ところによっては50mおきに頂上までの道標がある。参加者たちには不評なこの看板、私は好きだ。だってちょっと走っただけで前に進んでるって実感できるし。
  峠のピークの標高は覚えていないが9kmだと30分くらいか。今は7時半だから8時に頂上かなとダラダラヒルクライム。ピーク到達は8時7分。あれ、37分もかかってる。あまり疲れていないし、もしかしたらセーブしすぎてしまったのか。
  序盤はとにかく脚が元気なので飛ばしたくなってしまって、安定した速度で走り続けるには登りを抑えなくちゃならなくて、それにはパワーメーターで管理するのが非常に楽。でも最近そんな風に走っていたせいで出力見ずにペーシングできなくなってるかも。

  雨はほんの少し降っていて路面は完全にウエット。
下りは得意で無いし、一般道走ってて自爆も酷いのでゆっくりと安全に。

□PC1
  120km地点。PC1到着は8時32分。峠でかなり平均速度を落としてしまったようだ。
二度上なんてただのザコだと思ってたのに。

  今回のブルベは1リットルボトルと背中に500mlのペットボトル。各PC間は4時間程度だが、この水分量では少し足りない。コンビニでは2リットルの水を買ってその場で半分ゴクゴク。残りをボトルに入れ、ジュース1本を背中に。以降このスタイルで。

  水を飲み、結構しっかり食べたのでコンビニには10分も滞在することとなってしまった。
「10分も」ってどういうことよ。2ヶ月前には「まだ30分しかしてない」なんて言ってたのに。ま、ブルベで早くゴールしようと思ったら休憩削るのが一番楽だからね。

  休憩後、大津まで一気に下って草津への登り開始。まだ9時なのに暑い、曇っているのがかなりの救いだ。これ6時スタートの人は大変なんじゃなかろうか。この区間は流して草津から白根山までの登りを頑張ればいいかな、なんてダラダラ走ってしまいカヤの平12時に間に合わない恐れが出てきた。
  ここで会長カーに追い抜かれる。声をかけられ「12時間に合わないかも」と返答。車って速いなあ。

  ここからどれだけの速度で走れるのか、間に合うのかを皮算用。
ツールド草津の持ちタイムは36分19秒。今日はレース用のCR1じゃなくてBMCだからBIKEが2kg重い。ドリンクもこの時点でまだ1.5リットル殆ど残ってるし、補給食やブルベ装備とあわせると6kgくらい増でタイムは5%増しくらいか。そもそもベストの時よりも今は5%くらい劣っていて、さらにココまでの疲労で10%低下、となると草津は44分程度で走れるはず。そこから渋峠まではどのくらいだったかな?今9時37分だから、渋峠まで1時間ならカヤノ平12時は大丈夫だろう。

  そんな目標を立て、白根山ヒルクライムスタート。
二度上峠のダラっとした走りが悔しかったので、ここは後先考えずに全力で行こう。斜度が緩い区間でのダンシングは(少しでも空気抵抗を減らすため)下ハン。かなり本気。

  3連休のなかびということもあり、車は多くてバスとのすれ違いで止まってしまう車も。
ここは硫化水素発生区間で止まるなと書いてあるんじゃ、あんたらは平気かもしれないけどこっちは止まったら死ぬんじゃ。とまあ、そんな感じで登坂。
  36分が経過して上を見るとまだまだ続く九十九折。今はこのタイムで登れる気なんて全くしない。それでも44分、いや、たしか初めてヒルクラに参加した2005年が49分だったか、それは上回らないと悲しすぎると目標を落としつつもゴールへ。

  ゴール付近は渋滞で車が進まず。満車で駐車場待ちの車がでてきているようだ。
ここでタイムを失うが46分、多分渋滞が無かったら44分くらい、でゴール。見事に予想通りすぎてちっとも面白くない。こんなに頑張ったのに予想通りだなんて!

  そこから渋峠のピークまでは一旦下ってから登り。10時40分に頂上到着。確かここからカヤノ平まではずっと下りだったはず、あと40km、これなら十分間に合いそうだ。

  標高1000mくらいと勘違いしてたカヤノ平、残り9kmであと30分と油断してたらここから登り。
更に直前で痛恨のミスコース。カヤノ平1.2kmこちらの標識を見て何故か標識とは逆に進んでしまい、1.2km後に気づいて引き返し。焦るー。

  車の前の会長に声をかけたのが12時を30秒過ぎたところ。
なんとか宣言通りに12時にPC2に到着。ふぅ。

2 件のコメント:

  1. サーカスの熊です。やっぱそう見えるよねw。
    zucchaさんも見たような気はするのですが暗くて良くわかんなかった。
    それにしても速いなぁ。やればできる子は違うなぁという感じです。
    まさかこの後、ネタ披露ってことはないですよね?

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    1. 失礼しました。いや、見えるというか見えてなかったんですけどね。
      SPDサンダル、昔使っていて特に夏の雨の時に重宝しました。あとそのまま川の中に入ったり。
      ジーンズは絶対やりたくありません。

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