2012年7月10日火曜日

BRM707埼玉600km リタイア悔し

○7/7
  埼玉の600kmブルベ、今回は完走するつもりだったのですがまたリタイアしてしまいました。

  前週雨のツールド美ヶ原で風邪を引いてしまって今週も自転車は休養で。木金とローラーに40分くらい軽く乗って終了。ブルベは雨予報とのことでFOCUSにパニアバッグで行くことにします。オルトリーブのパニアバッグは防水が完璧なので着替えなどの持ち運びにイイんです。

  今回は遅刻しないように3時に出発。巾着田までは50km、脚はしっかり回ります。これなら問題なく走れそう。スタート地点に着く頃には少し降った雨も上がっていました。


  ブリーフィング。なにもこんな雨予報の中走らなくてもいいのに。

  PC1までは200Wを切らないくらいの淡々としたペースで。宇井さんやterraさんが追いついてきて途中最大4人になったのかな?気がついたら宇井さんはパンクで離脱。

  雨は降らずに曇り空。このまま持ってくれればいいけど。
湿度が高くて凄くムシムシします。自分から出る湯気で眼鏡が曇るくらい。汗が乾かずジャージがびしょびしょ。区間75kmの最後はドリンクが無くなり、脱水で失速してPC1到着。

  東北1700の時はこの区間は30km/h近かったのに、単独走だと25km/hを少し上回るくらいしか出ていません。やっぱ平地遅いなー。がっくり。


  シクロツーリストがブルベの本を出すということでまた取材を受けました。
前回はピスト。今回はタンデムで来ればよかったかしら。

  取材中に降ってきた雨。汗で濡れた体が冷えて寒くなってきました。
ジャージを脱いで体を拭き、乾いたインナーを着ます。


  冷えたからか、脱水からか、PC1を出発直後に強烈な眠気に襲われます。
気分も悪くなってきて10km先のコンビニで休憩。まあ今回はゆっくり行きますか。

  暫く休んで出発すると後ろから1時間遅いスタートの近藤さん。
一旦は見送りますが、父親の年齢な近藤さんがこんな精力的な走りをしている中、ダラダラ走ってる自分が恥ずかしくなって来ました。後を追おうとするも500mほどの差はなかなか縮まりません。いや、縮まるどころか微妙に開いていってる?

  ダッシュすれば追いつけるけど、そしたらその後2人で先頭交代が始まるよなあ。
近藤さんと一緒に苦しみながら走るのを躊躇してモタモタしていたら信号待ちで姿が見えなくなります。ありゃダメじゃん。
  冷えていた脚は温まってきて少しずつ速度を取り戻し、コンビニから10kmほどの地点で目視。追いついたー。

  パニアバッグだとかツーリング自転車だとかを言い訳にして速く走らない、ってのはなんか違うよな。今回のブルベはそれなりの負荷では走ろうと思ってたわけだし、覚悟を決めますか。

  「相変わらず速いですねー」と声をかけながら追い抜いて、ここからは2人でGO。
1.5kmくらい走ると近藤さんが前に出てきてくれるのでこちらもそのペースで。2,3分置きにクルクルと。
  ブルベでこんな風に先頭交代することって余り無くて、最近はマスドの練習もしてないから集団走行自体殆どしてなかったけど、やっぱり速い人とこうして一緒に走るのは楽しー。

  前に出てくれる以上はこっちも同じだけ引かなきゃって見栄というか意地。ま、いくら近藤さんがレジェンドクラスの超人とはいえ、30代が60を過ぎた方と走ってる時点で話にならない負けっぷりなんですが。

  こんな風に近藤さんと走るのっていつ以来だっけ?
2007年の富津での6時間エンデューロ。3時間の部が終了して集団の人数が減った後、一人飛び出したら後ろから近藤さんが追ってきたんだよね。暫く2人で逃げたあの時を思い出すなあ。近藤さんは覚えてないと思うけどあのレースは過去1,2を争う楽しかったエンデューロ。結構細かく記憶に残ってます。

  強くなる雨の中をそのまま40km。後輪が跳ね上げる水が目に入って左目を開けていられなくなりました。後ろについて走るのは危ないから…って違うな、ダンシングで坂を登る近藤さんに「着いて行かなくてもいいかな」って一瞬思っちゃったんだよな。千切れるのはあっという間で、ホント一瞬にして背中は豆粒に。あーやっちゃった。ヘボー。

  その後は左目だけでなくて右目も痛くなってきて、土砂降りの中を止まりながら20km弱。
雨を凌げる場所も無く、カッパも着れずに濡れ鼠状態でPC2へ。


  悲惨な参加者を見るスタッフは楽しそうです。
この後、余りに激しい雨に車の中に退散していました。

  体は完全に冷え切ってしまい、手のひらが真っ白を通り越して青くなっています。指先は痺れて感覚がありません。(この痺れは2日間続いていました)
  濡れたジャージを脱いで長袖インナーに着替えその上からゴア合羽を。防寒具やら着替えやら沢山持ってきてるとはいえ寒がり過ぎでツラいです。

  はらぽんさんや他の参加者の皆が次々に到着。が雨の中コンビニの軒下から動けずに、たけさんが到着するまで1時間40分も雨宿り。渋々出発する頃には雨は現実的な?強さに弱まっていました。

  3人でPC2を出発。暫く走ると寒かった体が熱くなってきます。そりゃ体を動かせば、ってこの熱さはなんかおかしい、頭がクラクラするぞ。意識を失いそうな眠気もガーンと襲ってきて(妻によく鈍器で頭を殴られたように眠いって説明するんだけど伝わらない)一人停車。
  雨の中コンクリートに腰掛けて休憩しますが、気分が悪いのはちっとも回復せずに吐き気がする中再出発。困ったことに速度が全く上げられず15km/h維持が出来ません。平均出力が100W出ないの。

  気分が悪いのはともかく速度が出ないのはエネルギー不足かも。でも食欲が全然起きなくて、オランジーナを流し込んでなんとか先へ。


  牛チャージ失敗。やっぱり作り物の牛じゃ力が出ないや。
PC2を一緒に出たたけさんが25km地点のここを通過したのはもう1時間以上前。貯金がどんどん無くなってきてタイムアウトの可能性も出てきました。

  スタートから12時間。200km手前でリタイアすることに。
PC2から4時間ほど走ってみたものの一向に回復する気配は無いし、ここから先は夜間走行。貯金が無い中、時間に追われて睡眠もとらずに走るのは危なすぎるだろうってことで(危ないというか、もうそういう走りは出来なくなってます)、コースを少し外れた白河のホテルにチェックイン。

  ブルベはリタイアばかりしていて、でもそれは走ったら翌週のヒルクラに響くだとか、疲れてるからヤメとかそんな理由で、走ろうと思えば別にいつでも走れると思っていました。今回完走するつもりで走れなかったわけで、リタイヤして悔しいって思うのは久々です。やれば出来るなんて言ってるヤツがやれた試しが無いよね。

  あまりに悔しいので、有料放送が見放題だったホテルで映画でも観て気分を紛らわせることに。
本当に観たい映画はもっとしっかりとした環境で観たいからこういう所はどうでもいいB級が最適、と

なんとかスピードMEGAなんとかを選択。ワイルドなんとかなんとかMAXだったかも。以下ネタバレ。
※注1:ワイルド・スピードではありません。
※注2:エロ映画ではありません。


  兄貴が公道レースで地元のイケ好かないワルと戦って自爆して死亡。
「兄の仇」と戦いを挑むところからしてもう突っ込みどころ満載。どうみても自爆だったじゃん。

  皆でオレのRX-7をチューンするぜ。やった公道で270km/hだ。しかし敵のGTRの最高速はノーマル状態で310km/h。しかもそこから改造してるし。
  「公道で最高速なんて出せないわ」今のままでイケルと女性メカニック。いや、アイツならやりかねない。そうだオレに考えがある。ニトロだ。

  何故かギャングの大物から自作のニトロ装置を譲り受けて、ついにRX-7完成。しかしレース前にライバルに壊される。どうすんだよ、もう時間が。兄の廃車を使おう。
が時間も金も無くて改造できない。ダメだこれじゃヤツに勝てないよ。「大丈夫、公道で最高速は出せないわ」

  レース当日。エアロパーツ外されてる兄カー。「どうしたんだ、エアロパーツなきゃ勝てないだろ」「大丈夫、公道で最高速は出せないわ。それに石が挟まったりするとスリップして危ないから外しといた」
  なにか腑に落ちないままレーススタート。たいした見せ場も無いままライバルはコーナーを曲がりきれずに自爆。やったー勝利だ。しかもライバルカーの中からは麻薬が見つかってこれで暫く臭い飯、この街も安泰HAPPY、HAPPPY。


  なにそれ。

  「公道で最高速なんて出せないわ」「フハハハ線路を利用したドリフトで310km/h、これでアイツは追いつけまい」こんなこともあろうかと兄の形見のニトロをポチ「なに~公道で320km/hだと~」
  これでしょ。これがこの手の映画の様式美ってヤツなんじゃないの?最後の勝負が滑って自爆して一瞬で終わるとか意味わかんない。あー楽しめました。こんな素敵映画を皆で楽しめなかったことが残念です。


  次の日は起きたら9時半でした。雨は上がっていていきなりいい天気になっています。
頭はガンガンしたものの痛み止め飲んだら効いてきたし、速度も出るのでコースをショートカットしてゴール地点に向かうことに。

  PC3,4,5をすっ飛ばしてPC6へ。


  折り返しのPC4に居たスタッフの皆様がこちらへ移動してきていて、一緒に餃子を食べました。


  あとはダラダラ走ってゴール到着。クローズまで最終走者のゴールを見届けた後で家へ。
DP1で撮る夜景は酷すぎ最高だなー(こうなるのわかっててシャッター押しました)

  600kmブルベはスタッフの皆さんも本当に大変そうだと見てて申し訳なくなります。
ありがとうございました。


  ブルベは200km地点でリタイア、翌日210km走ってゴール地点へ。スタートまでの50kmとあわせて460kmでした。今回はアレだ、映画を観に白河に行ったんだよ。


  かなりの平坦っぷり。

■7/7
走行距離: 461km
累積標高: 2767m

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