2014/07/29

BRM705埼玉600km_1 一人で怖いブルベは贄を

○7/4
  1月の静岡200はDNF、2月の埼玉200は最終走者でなんとか完走、3月静岡300がDNS、そして極め付けは4月のフレッシュ。
  400kmくらいその気になれば走れるだろうとタカをくくっていたけど全くなんともなりませんでした。時間と共にどんどん速度が落ちて行って登りでは女性クロスバイクに抜かれる始末。Ave15km/h以下に落ちて気分も悪くなりリタイア。
  そこから少しやる気が戻り、ローラーや実走で徐々に体を慣らしてきたものの最後に250km以上走ったのは去年の7月なのです。

  6末の時点でヒルクラの結果もここ10年で一番遅くてまだまだ本調子には程遠い感じ。ただ体は徐々に動くようになってきてて300kmくらいなら走れそう。
この600kmは絶対完走したかったので珍しく前泊します。

  前日は越生まで。
飯能辺りでゲリラ豪雨にやられました。雨の中走るのも久しぶりで、思った以上に消耗する体力に焦ります。明日の雨予報の中走れるんだろうか。



○7/5
  朝起きて雨の中スタート地点へ。
今回の秘策、それはタカトリ。いきなり久々の600kmは最後までやる気が持つとは思えません。
  そんな時も他人と一緒なら大丈夫。タカトリは6月のヒルクラ2本でほぼ私と同タイムと、一緒に走るのは丁度良い存在。脚質もクライマー系で似てるし。

  「一人では走り切れません。どうか一緒に走ってください」と頭を下げて頼みたかったけど、そんなことはせずになんとなく一緒に走る雰囲気にする。シメシメ。
  彼はボトルを忘れたようで、なんと600kmノーボトルのドMプレイ。知り合いにボトルレンタルを頼んだら出走時間が違って会えないというオチ。

  最初冗談だと思ってたらホントにノーボトルで、スタートしてすぐに自販機でペットボトル補給。朝から何も食べてないようだけどコンビニ休憩は却下で(睡眠時間確保のために少しでも先に進みたかったから)持っていた補給バーを渡してPC1へ。
  スタート時は肌寒かった雨も、100km走るうちに嫌な温かさになりました。ほぼ止んできたからカッパ脱ごう。

  PC1を出発するとまた雨。しかしここからは三国峠の登りで、カッパ着て走るには暑すぎます。
どうせ汗で濡れるだけだしとそのまま走るとパンク。修理を手伝ってくれるタカトリ。

  しかしその後の彼は…三国峠までの登りでどんどん遅れ、平地で千切れ。三国峠を越えたら雨はすっかり上がって今度は灼熱、どうやら脱水で体調不良のよう。
  「この前の600kmはつかぽん(奥さん)と走ってDNFだった。速度稼ぎたいところで速度上げてくれないし」なんて話してたオマエが妻か!
  ここまで来て見捨てるのも何なので、いや見捨てるというか、正直彼は「もう構わないで」な心境だったに違いなけど、まあ一緒に日本海。
このペースなら予定していた400km地点中野23時に辿り着けそう。

  タカトリギブアップ宣言で長岡宿泊?でもまだ明るいし、ここから気温下がって走りやすくなる時間だよ。それにここまでの強い向かい風が進行方向かわって追い風に。もっと貯金を稼いでもっと寝たいから先に進もう。

  その後50kmほど走って十日町でホテル探し。2件満室で、紹介してもらった宿に。
350kmで宿泊か、明日250km残りで丁度いいのかもね。しっかり食べてオヤスミー。あれ、タカトリ全然生贄じゃないな。生きてるし。


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