2017/04/26

2015GW その5: 大事なのはやっぱり睡眠

■5/1
  そうだ、2日目の400kmの話に入る前に、この連続ブルベの特徴を書かなきゃ。

  埼玉の東北1700、北海道パラダイスウィーク、過去各地で行われている連続ブルベだけど、九州ヘブンはスタッフの方が車で追走してくれ、荷物を次の宿に運ぶサービスがあります。もちろん、次はあるかどうかわかりませんし、前回は無料だったこのサービスも今回は1回500円。それでも、飛行機輪行で使った重い輪行袋や、着替えなどを次のホテルに運んで頂けるのは嬉しいところです。


今日はいい天気

  確か前回はあまりに皆がオカワリしすぎて朝食のごはんが無くなったのでした。ほどほどに食べてスタートします。

  この日の400km、序盤は大きな峠も無く、首都圏発着のブルベと比べればまあ信号も少ない高速コース。
  目的地「指宿」は砂風呂で有名です。ちなみにこれで「いぶすき」なんですね。読みは知っていましたが、漢字は書けないなあ。

  前回ゴールした後イナさんに「あれ?砂風呂行かなかったの?」みたいな屈辱を受けたため、今回は余裕を持ってゴールして夕食までに砂風呂に繰り出したい!
  というわけでスタートから全力です。脚が、脚がすごく回ります。家を出てから1650km、ここまで思うように走れなかったのが嘘のように気分よく疾走。やっぱり昨日しっかり寝れたからかな。今まであまり寝れてなかったからなあ。

  よっしー、それからひであさん、城さん、木内さんもついてきて、5人でPC1へ。グロス30km/hを超えるハイペース。時間は十分にあるため、コンビニ飯じゃなくしっかりとした飯屋で食事をとることにしました。


海鮮丼と定食

  40分くらい、食べてダラーっとしたら出発です。
飯屋を出てすぐに会ったのは、北海道から参加して一人で走っている女性参加者。名前も、走れる人ってことも知ってたけど、この速度でも食事してる間に抜かれてるんだ…速いよねーヒソヒソしながらパスして、PC2へ。


前回もこんなおもてなしムード

  「加油!」は台湾からの参加者向けでしょうね。頑張れ、って意味です。
  コンビニで食事してたら地元参加の人に、くまモンの黒棒(黒糖菓子)を頂きます。でもそれ、私も買った直後でした。

  その後も快調に次のPC「弁当のヒライ」へ。ここヒライではしっかり食べて50分くらい居たのかな、後から考えると、弁当を買って進んだほうがよかったかも、それは今日の目的地、銭湯の休憩室が21時に閉まってしまうから。
  ご飯を食べて、ひであさんは寄るところがあるということでここでお別れ。残りの我々は銭湯でスッキリ。


そして仮眠

  この銭湯は2013年の前回、イナさんと一緒に入ったところ。その時はもう閉店間際で休憩室は開いておらず、椅子に座って少しウトウトしたんだっけ。ケツのワレメまで真っ黒だったイナさんにビビったのもココ。(事前に日焼けサロンで焼いてきたらしい)


しっかり寝る

  他にお客さんもおらず、電気を消して寝かせてもらいます。こんなにしっかり寝れるんだったら、ヒライで時間潰さずにすぐここに向かうんだったよ。
  誰もいないから休憩室利用時間の21時までじゃなくて、銭湯営業時間の22時まで寝かせて頂けるのではーなんて甘いことはなく、21時に起こされました。なんかちょっと体がカユい気もしつつ、準備して再出発。


王子に興味を持つマダム

  外では我らが王子よっしーがオバチャンキラーぶりを発揮して質問攻めにあっていました。



  で、銭湯で寝たとはいえ、なんだかまだ寝足りません。ここまでハイペースで走ってきたこともあって、銭湯を出てすぐに「もっと休憩」コール。コンビニでガム等眠気覚ましグッズを購入します。木内さんは寄らずに先行。

  この先はダラダラとした長い登りが続きます。疲労で集中力が切れかけいた私は、よっしーと城さんに「高速レースのような速いペースでのローテーション」を要求。走行速度はたいして速くないものの、先頭は数秒でグルグル交代。これ、集中しないと危ない、って集中できていいわー。2人は何故こんなことをしなければならないのか、若干不服そうでしたが、辛い時間帯をこれで乗り切り夜明けへ。日が出てしまえばダルさはあっても、もうゴールは目前。


あの山の向こうがゴール


オラの開聞岳を喰らえー

  ほぼ予定していた通りの時間にゴールできました。これで砂風呂に行けます。
  宿から指宿市街までは10km弱、もちろん、誰も「自転車で行こう」とは言い出しません。自転車を宿に置いて電車駅へ。


0 件のコメント:

コメントを投稿