2012年9月4日火曜日

2012パラダイス_02: 北海道、打ち上げに向かう

○8/9
  ホテルで調べたところ、本州から北海道へ渡るフェリーは青森-函館の他に八戸-苫小牧があるようだ。
このフェリーに乗れば明日の朝までに帯広に到着の可能性は残るも既にフェリーは満席。電車を使う手もあるが、8/10の北海道天気予報は怪しくBRMに参加してしまったら雨の中走らざるを得なくなるため今の体調でそれは避けたいとここで主催者にDNSメール。

  予定どおり青森-函館間のフェリーで北海道入りしよう。
今日はホテルには泊まらず、片道4時間弱のこのフェリー内で仮眠。それを考えると深夜0時くらいの便に乗るのがベストか。

  体調は昨日よりかなり回復している。これなら青森港までの265kmはなんとか走れそうだ。
盛岡を越えたあたりのコンビニにピンクのバンとTシャツを着たなにかのイベントスタッフが。あれ、さっきのコンビニでも見たぞ。

  バンには「日本一周駅伝プロジェクト」の文字。なにやら駅伝でタスキを繋ごうと先月に都内を出発した全国を走るイベントのようだ。速度から考えるにストイックなものではなく、皆で頑張って走ろうってな趣旨のものと思われるが、それでもサポートが常についてまわるのは羨ましすぎる。

  今回の旅行はホテルを一切予約せずに出発したため、一番面倒なのがこの宿泊先の確保。
ジャージ&レーパンは2セットしか持っていないため、2日おきにコインランドリーつきのホテルを探さないといけない。(手洗い+ドライヤー乾燥の手もあるがその手間を考えたらホテル検索のほうが時間がかからない)
  車で併走までは望まないけど、あと4時間以内で宿泊先頼むと伝えたら優秀なサポートが現在の位置情報と速度から最適なホテルを検索して予約、それを伝えるくらいのサポートは欲しい。ホント言うと洗濯もしてくれるとありがたい。あとは寒くなってきたらヘリからフグジャケット投下とか…

  そんな夢を見ながら青森へ。
そうだ、途中4号線には「羊による除草を行っています」区間があったっけ。羊を楽しみにしてたのにその姿は無く、ボーボーの草むらだけが存在していた。BMC+カーボンディープリムなんかで来てはいるが、普段のサイクリングと同じでカメラを持って来ればよかったなと後悔。
  十和田通過は日が暮れてから。2009年より寒くは無いかな。これなら防寒着を着る必要はなさそうだ。

  青森港まであと25km。
あとたった25kmなのに眠気が襲ってた。無理して走ろうと思うもやっぱり危険だ。
たった1時間、船にさえ乗ってしまえば仮眠できるのに、その25km手前のバス停で仮眠することに。
  ドア付きで閉めれば完全に密閉されるため寒くは無い。アルコールペーパーで体を拭いてベンチで仮眠。
妻から電話がかかってきた。眠いのでバス停で仮眠してると伝えて眠りへ。ぞんざいな受け答えで電話を切ったためか、妻に捨てられる夢を見た。


■8/9
・走行距離:240km
・ここまでの累積:1220km
・宿泊:バス停



○8/10
  目が覚めた。時刻は2時、2時間以上寝ていたようだ。
走っている間は寒さを感じることは無かったが、止まっていると寒い。長袖インナーとタイツを着て再出発。が走り出したらすぐに暑くなって脱ぐ。

  1kmほど進んだところで道の駅発見。しかも夜中も室内に入れるタイプのよう。
バス停を見つけた時は眠くて、ここだって喜んだんだけど、あと1kmで道の駅があったなんて…
ま、今はもう頭もスッキリしてるのでそのまま青森港へ。

  乗船予定だった青函フェリーは人に余裕はあるが自転車が一杯で乗せられないとのこと。
袋に入れてもダメかと尋ねると、船が小さいから他のお客さんの邪魔になるため混雑時は無理と回答。少しだけ値段の高い津軽海峡フェリーへ。
  こちらは運賃2700円。自転車は1500円。輪行袋に入れればお金はとられないとの説明を受け、出航までまだ時間があったためここまでの汚れを掃除して袋へ。ラウンジでオリンピック女子サッカーの決勝、日本vsアメリカを見ながらウトウト。

  乗船開始時刻となり船内へ。
船は十分な広さがあり、自転車を壁に立てかけても他の人の邪魔にはならない。
2等客室はカーペットの広い空間で、皆マクラを使って寝はじめている。TVではさきほどのサッカーの続きをやっているが、音声はミュートとなっており、早朝発の船のため皆睡眠モード。
  そんな中、一人の子供がずっと騒いでいて睡眠を妨げられてショック。いや、静かにしなきゃいけないルールなんてものは無いが、TVの音声すら流れていないこの状況で騒いでるのはちょっとどうかと思う。他の子供連れの家族は黙らせるのに成功してるし、話が出来るラウンジも船内にはあるわけだし。

  あまり眠れずに函館へ。
港でイカの丼を食べて出発。気温は走るのにちょうどいいくらい。

  函館から5号線沿いを北に。
大沼のちょっとした登りでパンク。


  出発前に交換してきた新しいPRO4だったがサイドが裂けてしまっていた。
普段ツール缶に入っているはずのパークのタイヤブートは宇都宮から一旦帰宅した際に置いてきてしまったようで見つからず。お札が耐久性があると聞いたことはあるが、裂けている範囲からいってももう少し硬いものでないとダメな気がする。

  この登り区間は辺りに店も何も無し。
今にも降りだしそうな空模様の中、何か修理に使えそうなものはないかと荷物の中から探す。
  iBike用にと沢山持ってきたボタン電池(CR2032)のパッケージがプラスチックで使えそうだ。これを2枚張り合わせ、内側は厚紙をあてて(タイヤの変形でプラスチックが割れた時にチューブに傷がつかないようにとお守り的な気分で)ビニールテープでグルグル巻き。これをタイヤに入れてみた。

  チューブに空気を入れる際にずれてしまうと困るので、タイヤにビニールテープで固定。
写真はタイヤが磨耗したらテープが擦りきれちゃうじゃん、て感じだがこのテープはあくまで空気が満たされるまでの位置保持用。その後は擦り切れても問題ないはず。
  この修理でこの後3000km超を走りきれたので(毎日避けた部分が膨らんできていないかのチェックはした)、まあ応急処置としては問題なかったかなと思う。

  そこからは海岸線をぐるっとまわって長万部。
この先札幌までは中山峠を越えていくのが最短距離だが、明日午後からの打ち上げパーティーに間に合うのを考えると今日は手前でもう一泊してもいい気がしてきた。峠越えルートを選ぶと途中宿泊が困難になるため、道路の青看板に従い小樽から札幌に入るルートを選択。

  しかしこの標識、小樽まで○○km札幌まで△△kmとあるが、小樽-札幌間の距離が場所によって最大5km違うんだが。もちろん計測地点で四捨五入すると1kmのゆらぎが出るのはわかるが、何故5kmも違うんだろ?
  2年前に北海道に来たとき、北海道はスケール感が本州と違う!(都市以外の)全てを5倍に希釈している。なんて感じたけど、そう考えれば本州で丸め込みによる1kmの誤差->北海道では5kmの誤差となってなんの不思議もない。きっと。

  そういえば今日は参加するつもりだったBRM810当日ではないか。
twitterで参加者の呟きを見る。帯広-札幌間は雨が降っているようだ。こちらはパンク修理時にほんの一瞬パラついただけで、その後は保っている。が、東の札幌方面はドス黒い雲が渦巻いていて、このまま先に進むと雨に降られそうだ。

  時刻は20時。札幌まで100kmを残しここ倶知安のホテルへ。


  東洋のサンモリッツらしい。
サンモリッツ…まだPBP2011で日記書いてない部分、スイスの観光都市だ…こりゃまた大きく出たな。


■8/10
・走行距離:205km
・ここまでの累積:1425km
・宿泊:ビジネスホテル ナンコウ



4 件のコメント:

  1. 倶知安とサンモリッツはスキーリゾート地として姉妹提携を結んでいるはずなので「東洋のサンモリッツ」を名乗っているはず。
    サンモリッツに「ヨーロッパのくっちゃん」って看板なかった?w

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    1. ダボスにスイスの菅平って看板も、ラルプデュエスにフランスの車坂峠って看板もありませんでしたよ!
      しかし日本の~ならまだわかるけど東洋のですよ。中国などにはサンモリッツは無い、日本だけ。日本だけのサンモリッツ。

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  2. 夏に行ったから閑古鳥鳴きまくってたろうけどあの街は冬に栄える所なので。
    スキーリゾートとしては北海道で一番の規模で住民登録が日本人より外国人の方が多い町。
    スキーリゾートで北海道一ってことは日本一って事で東洋一でもあるんじゃないかな。
    東洋で日本以外にスキーリゾート思いつかない。中国にそろそろできるのかな。山を白く塗って。

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    1. そっか。スキーリゾートとして大きな町だったんですね。私がバカなだけで決して北海道をバカにしてるわけじゃないんですよう。

      スキーはやらなくて、サンモリッツは夏に行って登山鉄道で有名な観光都市な印象が強かったので、夏の倶知安見てなんじゃこれ全然違うじゃんと思いました。

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