2012/09/04

2012パラダイス_01: 初日から風邪引いて間に合わない

○8/5
  草津から高速バスで帰宅。
直ぐにホイールを直して再出発も考えたが、なんかもうやる気が起きない。寝る。

■8/5
・走行距離:20km
・ここまでの累積: 471km


○8/6
  ホイールを修理して少しやる気を取り戻す。
宇都宮で謎のダメージを受けたケツは予想どおり1日でかなり回復したようだ。が、一眼レフを体につけて走ると重量でケツダメージも大きくなるため、北海道には置いていったほうがいいのではないか?それにパラダイス最終日の帯広までは1200km超、明日の朝スタートするとして400km/Dayペースで3日走らねばならない。カメラを持って走る余裕は無いだろう。

  宇都宮で使用したBONTシューズ。ローラーに乗ったときはコレだ!としっくり来たのに100km程走ると小指外側の骨の部分が痛くなる。ドライヤーで広げる。



○8/7
  午前3:30。北海道に向けて再出発。
もう少し早く出るつもりが、やり直しついでに乗鞍ヒルクラまで繋げちゃったらどうかとコースを考えていて遅くなる。

  4号線を通って最短距離で青森まで。
宇都宮までの区間は普段追い風が多いが、風はコロコロと向きを変えてなかなか速く走れない。2009年北海道で速く走れなかった言い訳は「パニアバッグの空気抵抗」で、今回はパニアをつけていないのにもかかわらず同じくらいの速度しか出ていない。やはり2年前よりかなり遅くなってるんだろうか。

  出発が遅くなったとはいえ夜明け前。今日は最低でも400kmは走らねば。
自宅を未明に出て北に向かった場合仙台を越えて古川あたりで400km。眠くなければそのまま走りたいがまずはここを目標に。

  途中パニアバッグにONKYOかなにかのロゴをつけたロード乗りと遭遇。パニアバッグ装備とはいっても良く見るツーリング的な自転車ではなくてかなりのロード寄り。追い抜いたら後ろについてきて、暫く一緒に走る。仕事の出張?東北まで行くとか言っていた。「ツーリングには勿体無い自転車ですねー」なんて言われたので、北海道まであまり時間が無いから急いで走らないといけないと説明。ドリンク切れでコンビニに立ち寄り、そこからはまた一人旅。

  確か2009年は白河のあたりでゲリラ豪雨に合ったんだっけ。雨は1,2時間で止んだがあれで初日からかなりのダメージを受けてしまった。今回は天気は大丈夫そう。福島に入り、白石市街を越え、4号は周りに店などない寂しい道へ。ここでいきなりの大雨。

  なんだ今回も雨か。しかも暗くなってきた中、こんな雨宿り箇所が全然無いところで降りださなくても…
シートポストバッグのレインカバーはバッグの中で、カバーをかけるにはバッグを完全に開けないといけない。豪雨の中バッグを開けてライトの光を頼りにカバーを探してなんてしてたら中身はびしょ濡れ。このまま走っても濡れるだろうけど、どっちでも同じなら面倒じゃないほうを。

  ここまで暑かった気温が雨で一気に下がり、汗をかいていた体は冷え切ってしまった。
気温は20℃以上あるのに寒い。荷物も濡れてしまってもう走れる気がしない。予定より早いがホテルに泊まるしかないか。
  そういやツールド国東に行った2008年はこのあたりのラブホに泊まったんだっけ?探すが全て満室。岩沼あたりでホテルを見つけて飛び込むも満室。そのままホテルを探しながら仙台へ。

  寒くてクシャミが出てきた。スマホで仙台の宿を検索すると満室ばかりで安宿は殆ど無い。
が、もうこれ以上先に進める気がせずに8000円くらいのホテルを予約。普段3000円台を狙ってるから初日から2倍だよ…

  チェックインして荷物を乾かし、TVでオリンピックを観る。
BONTシューズはやっぱり100km程で痛みが発生してドライヤーで成形。うーんこの靴で来たのは失敗だったか。
  もう帯広までは辿り着けなさそうな気がしてきた。パラダイスウィーク最終日である300kmはDNSして最後の打ち上げパーティーにのみ参加するつもりでこの先進むしかないか。


■8/7
・走行距離:373km
・ここまでの累積:844km
・宿泊:ホテルフォーリッジ仙台
  屋外の駐輪場を案内されたため輪行袋に入れて室内持込(そのままは不可)



○8/8
  パラダイス300kmは諦めてゆっくり寝るつもりが5時前には目が覚めてしまった。
この時間から走ればまだ間に合う。これは行くしかないか。

  しかし走り始めて直ぐ、喉が痛いのに気づく。
やっぱり風邪…ヒルクラでガリガリに絞ってる時ならともかく、今は体重も増えていてたった一度の雨くらい耐えられそうなものなのに。暗くなってきて疲労が溜まってきて、とタイミングが悪かったんだろう。直ぐにホテルに入るつもりで濡れた体で数時間彷徨ってたのも良くなかった。

  悔やんでも既に遅しで、頭も重くて速度が全然出ない。
先はまだまだ長い。300に間に合わないのは仕方なくても打ち上げにも間に合わなかったら何のために北海道に渡るのか全くわからない。早めにチェックインして体を休めたほうがいいだろう。


  牛の博物館は疲れていてスル-。BONTシューズで歩く気がしない。

  ホテルを検索しながらダラダラ走行。まだ15時までは3時間ほどあるけどどうしよか。
30kmほど先の北上に3500円のホテルを発見し、ここを予約。コンビニで休憩しながら走ってたら到着したのはちょうど15時。

  すぐ寝なきゃな、と思うもビールを買いこんでとりあえずゴクゴク。でも18時には寝たんだっけな。


■8/8
・走行距離:136km
・ここまでの累積:980km
・宿泊:北上パンションホテル
  自転車室内持込可(エレベーターは無く、階段で2階へ)



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