2019/07/04

2018RAAM_12:朝焼けのモニュメントバレー再び

 TS11、カイエンテ。
「順調に行けばモニュメントバレーの通過は夜中、クルーの皆は折角の名所が暗闇で残念だねー」なんてスタート前に言っていたものの、到着は一昨年と同じく明け方となった。

経過時間は一昨年とほぼ同じだが、スタートが1時間遅いぶんちょっと明るい

 もう少し前に通過して、前回のように暗がりから山々のシルエットが少しずつ浮かび上がる光景が見られたら最高だったのだけど。

車内から補給シーンを撮影

 道の両側にそびえたつ丘は暗闇から徐々に表れ、朝日を浴びて一層赤みを増す。なんとも幻想的な光景だ。

今はまだ涼しくとも、暑くなりそうな雰囲気が

 走っているうちに気温は上がり、暑くなってきて着ていた長袖ジャージを脱いだ。

日が昇ると気温は急激に上昇する

 ここでは2号車は撮影部隊。景色のいいところに先回りして、レーサーと1号車の写真を撮ってもらう。

前回と大きく違うのは撮影班の存在!

 ここまでとは打って変わって、まるで楽しいサイクリング。
熱中症のダメージからもかなり回復して脚は回ってきており、クルーも一安心したのか会話も弾む。

アリゾナからユタへ

 モニュメントバレーをぐるっと回り、アリゾナからユタ州へ入った後は、映画フォレストガンプで使われた有名な絶景ポイント。
 google mapにもフォレストガンプポイントと表示されている。

いろいろ使って貰ったフォレストガンプポイントの写真。ニヤニヤ。

 ただここ、絶景が広がるのは後方のため、一直線に下っている私には見ることができない。後から撮ってもらった写真を眺めてニヤニヤするのみ。

 他の参加者の状況も気になって、度々クルーに状況を聞く。
 RAAMソロの完走率は約5割。32人参加の今回、先頭から16番目くらいの位置にいないと完走は難しそうだ。
 初日は大きく出遅れて最下位だったが、徐々に盛り返して中盤の団子グループに入れそうな位置まで上げてきている。まだまだ先は長いとはいえ、希望は見えてきたか。

 ここまででRAAMのリタイアは4人、一方で1500km地点がゴールのRAW参加者は出走25人中リタイア7人。
 RAWだって皆それなりに準備して、完走する気マンマンで参加してきてるだろう。でもここまでの砂漠区間は自転車レースというよりはサバイバルで、この差は脚力の差でなく経験の差なんじゃないかなと思う。

 私はこの先、あとどれだけ生き延びれるんだろうか。


 そうそう、木が無いのは相変わらずだが、ユタに入ると少し雰囲気が変わる。

この辺りの岩がゴツゴツと大きく、色が白くなったかな

 モニュメントバレーからの気持ちいい下りを走って次のチェックポイント、メキシカンハット。
 帽子をかぶっているようなヘンな形の岩山が名所だが、周りに似たような岩は結構あって名所としては少しイマイチかな。

 この先はRAWゴールのデュランゴまで登り基調、気温も徐々に上がってきており、クーリングベストの出番が再びやってきた。

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