受付から戻った後、まずは買出し。カルフールでは台湾チームと謎の日本ぽいジャージを着た集団に会います。
ジャージはどう見ても日本なのに英語で喋ってます。どこの国なんでしょ?
香港チームですって。
なぜ香港チームのジャージは地球防衛軍なのか、それに「藤原とうふ店」と書かれているのか、
謎は深まるばかりでしたが英語力が無くてうまく聞けませんでした。
クリームチーズとサーモンを買い、昨日買ったパン、振り回していたら折れてしまった半分を食べます。
またサンカンタン駅まで戻って妻とお別れ。
サンカンタン駅はあまり大きな駅ではありません。
そうそう、ここまで手洗いでボロボロになった靴下を捨てて、新しいものを購入しないと。
駅近く、スポーツ用品店のGOSPORTやカルフールの入っているビルに買出し。
パン屋でオヤツを買って。
ビルの中。結構デカイ建物です。
残念ながらGOSPORTには自転車に向いてる長さの靴下が売っていませんでした。
昨年アキレス腱を痛めた後、乗り方がおかしくなったのか直ぐに痛くなる右足の親指。これを保護する為にも少し厚手のしっかりしたソックスが欲しいところ。
結局ホテル近くの自転車屋に行き、20ユーロもするX SOCKSを購入。
こんな高い靴下買ったこと無いや。プラセボでもなんでもいいから親指痛まなくなって欲しいなあ。
自転車屋隣のレストランで新たな顔見知りに遭遇。
「あれ?ちさちゃんは?」「さっきまでいたけど今帰った」「え?」
妻が今日帰ると知ると皆驚きます。
そりゃそうよねえ、PBPに来て(るように見えて)前日に帰るんですから。
ホテル前で撮影。
数日前から自転車に乗って前輪に荷重をかけるとバキバキ音が鳴り出していました。ホイール、ニップルが軋んで鳴っているっぽいです。
亀裂や歪み等は見あたらないのでこのまま走っても大丈夫だとは思うのですが、異音がするままPBPとか、長時間積み重なると大きなストレスを受けそうなので出発前にメンテします。
持ってきているニップルレンチは簡易的なもので、これで作業はしたくない…
小倉さんがパークツールのレンチを持っていて、これを借りてニップルを締めなおします。
こんな感じでホテルのドアの外に逆さにしてメンテナンス。
緩めて締めてを繰り返したのですが一向に異音は解消せず。一旦全部バラバラにして組みなおしました。
異音は無くなったものの振れ取り台もなくブレーキシューを頼りに組んだので結構な縦振れが発生してしまっていて、この後ずっと違和感を感じたまま走ることになります。
隣を見ると2部屋とも上半身裸でメンテナンス中。
白人なのにやたら黒い二人。
あれ、写真撮影って18時半じゃなくて18時からだっけ?
急いでまた会場に向かいます。
「次は私のカメラで撮ってー」と次から次へと新たな人が前に出てきて、なかなか綺麗に揃いません。
AudaxJapanの2011年ジャージを着てる人が一番多いかな。
私は引き篭もってて買い忘れました。
VeloMagazineの取材撮影は女性しか撮っていない疑惑。
会長と一緒の写真。
無精ヒゲが汚らしくて山口さんに「(日本の品位を落とすから)剃ったら?」とT字カミソリを渡されます。PBPの最中は少しでも清潔にしていたいのもあって、この後ホテルに戻ってツルツルに。
タンデムの佐藤夫妻に会いました。
写真撮ってと頼まれたので
頑張って、
少しでもダンナが大きな人物に見えるように、
頑張って撮ったのに、
「もうこの人ウザイ」「頼む人を間違えた」
とか酷いけなされよう。
この後数人で駅前に食事を食べに行きます。
駅前ではうさんくさい外国人にカラまれました。
フランス語なのかイタリア語なのか酔っ払い語なのか、何言ってるのかさっぱりわかりません。
海外連絡担当のたけさんは手馴れたもので、「どうせお互い何言ってるのかわかんないんだから、こっちも日本語で喋りゃいいんだよ」と日本語でやりあい始めます。流石VIP。
「それコーラでしょ?コーラ飲んでるの?」(日本語)
「hahahaha、コーラ?ajflkasコーラfdasfuagig。ウイスキーhahahahaha!!」(何語か不明)
ちょ、今ウイスキーって言ったよね。コーラと見せかけてウイスキー?おっさん得意気。外でアルコール飲んでたら怒られるからコーラの缶に入れて飲んでるのでしょう。
終わらない会話にもう勘弁してくれと逃げ出してカフェへ。
さて何を頼みましょうか。
PARIS-BRESTスペシャルなんてメニューがあります。
いや、VIPはもういいから。
ペンネはあまり好きじゃないのでフェットチーネのカルボナーラにしました。
カメラを向けただけでそんな嫌そうな表情しなくても…
VIP出さなくていいから。
ここでこれまでの自転車旅行、ベルギーで見た牛差別について皆さんに延々と語ってやります。
他の話題は…そう、天気。こんなに晴れていい天気なのに、明日の予報は
「晴れ時々サンダーストーム」
その予報って一体なに?サンダーストームってどんな恐ろしいことが起こるの?巻き込まれたらどこかへ飛んでいってしまうのではないか?
聞いたことも無い天気の恐怖に慄きながら夕食の時間が過ぎていきます。
夕食後はカルフールに寄り、鈍器のような肉の塊を手で掴んで油でベトベトになる佐藤妻を嘲笑ったりして遊びました。
皆と別れて一人、会場前のコンサートに寄っていきます。
寝転がりながらボーっとしてたらどんどん暗くなってきました。
あまりに寂しそうに見えたのか、チビッ子がやってきて「ボンジュール?」と声をかけてきます。
「ボンジュール」と答えると、こっちをチラチラ見ながら去っていきました。
もう10時近く。コンサートも終わりに近づいてきました。
ここまでの前半サイクリング、あっという間だったな。PBPもあっという間で、後半山岳もすぐ終わっちゃうんだろうな。
何かの終わりを見ると、そんな風にちょっぴり寂しくなります。
コンサートの終わり、PBPの終わり、自転車旅行の終わり、夏の終わり、それから…
最後まで聞いていこうと思いましたが、トイレが我慢できなくなってホテルにダッシュ。
明日はいよいよPBP。
ホテル、会場、駅を3往復してます。
朝ホテルから出た直後に住宅街トラップに引っかかって引き返し。夕食後コンサート会場まで電源OFFで直線で結ばれちゃってます。
前半標高が一気に下がっているのは車検時にGPSの電源OFFで移動した部分かな。
■8/20, Stage-11 (サンカンタン市街)
走行距離 37km
累積標高 398m
■ここまでの累積: 距離 1150km, 標高 7751m
妻から見たstage-11はこちら。
http://d.hatena.ne.jp/csax/20110820/1316092160
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