残念なことにこの日の天気予報は雨です。
スタート時にはまだ降っていなかったものの、1時間も経たずに降り出す予報。
前回2013年もそんな感じで、気温が高かったので濡れてもいいかなと雨具着ずに走ったところ冷えてかなりダメージを受けてしまいました。今回は私もカッパを着こんでの出走。
スタートして間もなく雨は降り始めます。雨脚は強くてカッパを着て正解だったなとは思うのですが、気温はそれなりにあって汗をかきます。この日の600km、宿は予約していないし、できたらゴールまで一気に走りたかったため、速度を抑えてゆっくりと。
海の向こうに見える桜島からは黒煙がモクモクと上がっていました。そういえば昨日も「煙が見えた」と言っていた参加者いたっけ。
桜島、自転車で周りを走ると、活火山というのがどういうものなのか思い知らされます。
火山灰は普段見る灰ではなくガラス質の鉱石がメインであり、そんな中走り続けると驚くほどの早さで、チェーンやブレーキシューは摩耗していきます。元会長の岩本さんも「桜島の周りなんて走りたくないよ、灰だらけだし」なんてことをボヤいていた記憶があります。
前回写真も撮ったし、今回は止まることなく淡々と走り続けて桜島通過。速くはないのだけれど、止まらずに走れていていい感じです。しかしやはり敵は雨、
日が沈みだすと寒さで走る気が失せてきました。今回のヘブンウィーク、できれば長距離休まずに走りたいけど、翌月のRAWを考えると無理は禁物、なのでさっさと諦めます。あ、諦めが早いのはいつものことか、とにかく温まりたくてホテルを検索。
今はGW、頼みの綱のAZホテルも、高鍋にも日向にも空き部屋はありません。あー延岡のホテルに空きがあります、そこまで走らなきゃいけないのか、ああ面倒だな。ホテル到着する前に雨は止んできたのですが、当然走り続ける気はおきずにチェックイン。貯金は9時間ちょっと、ゆっくり寝れそうです。
雨と火山灰でドロドロになった靴下を風呂場で洗いますが、洗っても洗っても黒い液体が出続ける、と火山灰の恐ろしさを再認識したのでした。
■5/4
朝起きると、雨は完全に上がっていました。いい天気になりそうです。
あと200km、一日かけてゆっくり走ればいいか。
餡が大量に含まれているし、背中のポケットにスッポリ収まる棒状だし、補給食にいいと思うんですよね(皮で脂質も多そうだけど)。
写真チェックの水族館にはゆるキャラいました。かわいい。
この水族館の折り返しでよっしーと出会います。前回はうずまきを餌にしてヘロヘロの私を引かせ、非常に役立ちました。今回もまた一緒に走ることにします。
その後は前を走っていた城さん、ひであさん、木内さんを吸収して、ゴールまで。途中の登りでよっしーと城さんがやりあっていましたが、もうオッサンにはついていけんよ。
ゴールして、ホテルで宴会はまだかなーと待っているとマヤさんから、温泉に行かない?と誘いを受けました。なんでも地元の方に秘湯に連れて行って頂けるそうで、喜んで話に乗ります。
車でダートの山道を登っていき、
いつもはなんか物凄く豪快な人なんですけど、「zuccha見たらダメよ」的な、乙女チックなマヤさん初めて見ましたよ。
いや真っ暗で懐中電灯頼りに入るような温泉なので、他の人の姿なんて全然見えないのですけどね。
さてこの温泉を出た後はもう一か所、そちらはもう少しアクセスが良いとことにあるのですが、墓地の裏で人気[にんき]が無いとかいう話で、
貴重な体験できました。ありがとうございます。ホテルに戻ってからは食事に、今年は近場のラーメン屋。
うーん、なんだか前日から喉が痛むのよね。唾液に血が混ざってたし、火山灰でジョリジョリになったボトルの水を飲んでて喉が傷ついた、ってそんなことあるのかな?それともただの風邪か…まあ宴会もほどほどにしっかり眠るとしますか(夜食と酒を買いこんで部屋に戻ったのですが)
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